サマーソニック2026会場写真&会場レポまとめ|25周年の幕張で出会った最高のアクトたち

サマーソニック2026東京初日に行ってきた。
25周年という記念すべきアニバーサリーイヤー。
Wisp、Kodaline、JADE、The Strokes、そしてOmarion。ジャンルも世代も異なるアーティストを一日で楽しめる、まさにサマソニらしい一日を写真とともに振り返る。

Wisp|轟音の中で輝く“新世代シューゲイズの女神”

アニバーサリーの幕開けに見たのは、初来日公演もソールドアウトした注目の新星Wisp。
シューゲイザー特有の轟音ギターの中から微かに聴こえてくる、天使のようなウィスパーボイス。そのコントラストがとにかく心地よかった。
知らなかったアーティストをフェスで見て、その魅力に一気に引き込まれる。サマソニらしい新たな出会いから一日が始まった。
Kodaline|最後のサマソニは名曲づくし、涙づくし

続いてMOUNTAIN STAGEで見たのは、解散を発表しているKodaline。
「Brand New Day」「High Hopes」「Ready」「All I Want」など、これまでのキャリアを彩ってきた名曲を次々と披露する、まさにFarewell Partyのようなステージだった。
これが最後のサマソニ出演とは思えないほど多幸感に溢れ、それでいて涙なしでは見られない。隙のないセットを駆け抜け、あっという間にステージを去っていった。
個人的には、今年のサマソニ・ベストアクトだ。
JADE|Little Mixから見事な脱皮を遂げたエンターテイナー

SONIC STAGEでは、Little Mixからソロへ見事な進化を遂げたJADEを体験。
開幕から終始踊れるエレクトロポップを畳み掛け、時にはCharli xcxを思わせるレイヴパーティーのような熱狂を生み出していく。
90年代ポップのフレーバーを感じさせる「Plastic Box」からLittle Mixメドレーまで、ガールズポップの魅力が炸裂。さらに歌とダンスでステージを支配する姿には、Beyoncéを想起させるほどのエンターテイナーとしての強さを感じた。
この後MOUNTAIN STAGEでJENNIEを見る予定だった人にとっては、間違いなくハードルを上げるステージだっただろう。
夕暮れのMARINE STAGEへ|いよいよThe Strokes

JADEが終わりMARINE STAGEへ移動する頃には、幕張の空も夕焼けに。
そして25周年の巨大なスタジアムに帰ってきたのが、往年のロックフェスのヘッドライナーに相応しいThe Strokesだ。SUMMER SONIC 2023のBlur以来、実に3年ぶりに、大御所ロックバンドがヘッドライナーとしてサマソニに帰ってきた。
ステージに立った瞬間から存在感は抜群。ジュリアン・カサブランカスを中心とした5人の姿は、まさに「これぞロックスター」という佇まいだった。
The Strokes|15年ぶりとなるサマソニ出演へ。往年のロックフェスのヘッドライナーが帰ってきた。2000年代ロックのアンセムが次々と炸裂

新曲「Lonely in the Future」で幕を開けると、「Hard to Explain」「Juicebox」「Someday」「Take It or Leave It」「Reptilia」「Last Nite」などロックアンセムを次々と披露。
最新モードのThe Strokesを見せながら、長年のファンが聴きたい楽曲もしっかり届けてくれる。
近年の来日公演の中でも、サービス精神を感じさせるセットリスト。
巨大なMARINE STAGEで2000年代を代表するロックスターを見る。この光景こそ、アニバーサリーイヤーのサマソニに求めていたものだった。

The Strokes終演後、急いでBEACH STAGEへ

The Strokesの余韻が残る中、そのまま急いでBEACH STAGEへ。
この日の最後に待っていたのは、約16年ぶりの来日となった“キング・オブ・ダンス”Omarion。
到着した時はDJセットが行われており、一瞬「間に合わなかったか?」と焦ったが、幸運にもOmarion本人のステージはまだ始まっていなかった。
結果として、最初から最後までしっかり見ることができた。
Omarion|雨のBEACH STAGEで迎えたクロージング

Omarionが登場する頃には雨脚も強くなっていた。
しかし「O」「Ice Box」といった往年の代表曲から、大ヒットナンバー「Post to Be」まで惜しみなく披露。さらに“キング・オブ・ダンス”らしいパフォーマンスでオーディエンスを沸かせていく。
夜の海、雨、ステージ照明、そしてOmarionのR&B。
雨の中で見るOmarionは、どこか神秘的ですらあった。
The StrokesのスタジアムロックからOmarionのR&Bへ。この振り幅もまた、サマソニならではの楽しみ方だろう。
サマソニ2026|新たな発見に溢れた25周年
前回のアニバーサリーイヤーと比較すると、ラインナップだけを見て「圧倒的に豪華」と感じる25周年ではなかったかもしれない。
しかし、実際に会場を歩いてみると印象は大きく変わった。
Wispという新星との出会い、最後のKodaline、ソロへ見事な脱皮を果たし圧巻のエンタテイメントショーを魅せたJADE、15年ぶりにサマソニへカムバックを果たしたロックスター・The Strokesとの再会、そして雨の中で見た神秘的なOmarion。

見どころと新たな出会いという意味では、充分すぎるほど満足できるアニバーサリーだった。
写真で振り返るサマーソニック2026

スタジアム、幕張メッセ、そして海辺。
ステージを移動するたびに景色が変わり、流れている音楽も大きく変わっていく。
目的のアーティストを見るだけではなく、歩いている途中で知らない音楽に出会ったり、予想していなかったアーティストがベストアクトになったりする。
猛暑問題もありライブ配信へシフトする考え方もあるが
やっぱりサマソニは、現地へ行ってみないと分からない。
25周年のサマーソニック2026は、そんなフェスの面白さを改めて感じさせてくれる一日だった。



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