サマーソニック2026、ヘッドライナーThe Strokes 感想|僕らのサマソニが帰ってきた

サマーソニック2026初日、ヘッドライナーとして登場したThe Strokes(ザ・ストロークス)を見た。
アニバーサリーイヤーを迎えたサマソニに、2000年代のロックシーンを象徴するThe Strokes。これほど「往年のロックフェスらしい」と感じさせるヘッドライナーもなかなかいない。
今回は現地からのクイックレビューとして、その熱狂と率直な感想を紹介したい。
サマソニにThe Strokesのカムバックを待っていた人は多かった
会場を歩いていて驚いたのが、The StrokesのバンドTシャツを着ている人の多さ。
さらに昼過ぎにはグッズがすべてソールドアウト。それだけ今回のサマソニでThe Strokesを待ち望んでいたファンが多かったということだろう。
ライブが始まる前から、ヘッドライナーとしての存在感は十分すぎるほど伝わってきた。
The Storkes サマソニ2026 セットのオープナーは新曲「Lonely in the Future」

定刻から少し遅れてThe Strokesが登場すると、ライブは新作から「Lonely in the Future」で幕を開けた。
そこから序盤にもかかわらず「Hard to Explain」や「Juicebox」といったアリーナ級のロックアンセムを惜しげもなく連発。
フジロックのTURNSTILEや、サマソニ大阪ですでに大暴れしたmgkのような激しいモッシュこそ起こらない。しかし、オーディエンスの熱狂ぶりは凄まじかった。
これぞThe Strokes!2000年代ロックのアンセムが次々と炸裂
The Strokesのライブを見て改めて感じたのは、やはり楽曲そのものが強い。
「Hard to Explain」をはじめ、2000年代のロックシーンを駆け抜けてきた名曲が巨大な会場で鳴り響く。それだけで、“ロックフェスのヘッドライナーを見ている”という感覚が蘇ってくる。
最新モードのThe Strokesでありながら、長年彼らを追いかけてきたファンもしっかり熱狂させる。アニバーサリーのサマソニに相応しいステージだった。

「日本は文化的に進んでいる」からの「Bad Decisions」

ライブ中はジュリアン・カサブランカスが日本語でMCを披露するなど、日本のファンへのサービスも。
そして個人的に面白かったのがライブ中盤。
ジュリアンが「日本は文化的に進んでいると思います」と語った後、てっきり「Welcome to Japan」が来るのかと思ったら……
まさかの「Bad Decisions」。
個人的に大好きなナンバーなので嬉しいのだが、この流れは皮肉なのだろうか?

The Strokes サマーソニック2026のセットをフルで堪能

ライブはアンコールを挟み、ほぼ予定通りとなる約1時間30分のフルセット。
欲を言えば、新作からの楽曲をや「Is This It」や「Under Cover of Darkness」といった楽曲も聴きたかったところ。The Storkesは、固定のセットリストではなくステージごとにセットリスト変えていくスタイルなのでOsakaのセットリストが気になるところだ。
それでもThe Strokesの現在と過去を一気に体験できる、ヘッドライナーらしい濃密な90分だった。
The Strokesはまるでリアム・ギャラガー?
そして結局、The Strokesを見終わって残った感想はこれだった。
ジュリアン・カサブランカスが、とにかくかっこいい。
気怠そうな佇まいでステージに立ち独特のMICの持ち方で歌う。そして歌い始めれば一瞬で巨大な会場をThe Strokesの空気に変えてしまう。
2000年代のロックスターが2026年になってもロックスターのまま。それをサマソニのヘッドライナーとして体験できたこと自体が嬉しかった。
僕らのサマーソニックが帰ってきた
今回のステージを見て断言したい。僕らのサマーソニックが帰ってきた。
海外のロックスターがヘッドライナーとして登場し、巨大なステージから何万人ものオーディエンスへロックアンセムを次々と放つ。
The Strokesは、そんなサマーソニックらしい景色を2026年にもう一度見せてくれた。
往年のロックフェスらしさと、現在進行形のThe Strokes。その両方を味わえた、アニバーサリーイヤーに相応しいヘッドライナーだった。
The Strokes サマソニ2026セットリスト&詳細レビューは次回!
今回はライブ終了直後、現地から届けるクイックレビューのため、The Strokesのサマーソニック2026セットリストや各楽曲の詳細レビューはあえて割愛。
新曲はライブでどう化けたのか?
過去のアンセムは2026年のThe Strokesによってどう鳴らされたのか?
詳しいライブレビューとセットリストは改めて紹介したい。




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