サマーソニック2026 ベストアクト

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サマソニ2026 ベストアクト 5選!KODALINE、The Strokes、JADEら忘れられないステージを振り返る

サマソニ2026 ベストアクト 5選!KODALINE、The Strokes、JADEら忘れられないステージを振り返る
25周年という記念すべきアニバーサリーイヤーを迎えたSUMMER SONIC 2026。

今年も数多くのアーティストを見たが、振り返ってみると「期待通り最高だった」というライブだけでなく、事前の期待を大きく超えてきたアーティストとの出会いが特に印象に残っている。

そこで今回は、実際にサマソニ2026 初日の東京会場で見たステージの中から、個人的なベストアクトTOP5を紹介したい。

1位 KODALINE|これで本当に最後なのか・

サマソニ2026の個人的ベストアクトは、迷わずKODALINE(コーダライン)だ。

今回のステージを見れば、彼らがいかに素晴らしいバンドだったのかを痛感させられる。「Love Like This」「Brand New Day」のようなフェス映えする多幸感溢れる王道ロックから、「One Day」「High Hopes」といった涙腺を刺激するバラードまで、とにかく楽曲が強い。

そして最後には、誰もが待っていた代表曲「All I Want」。美しいメロディとSteve Garriganの歌声が会場を包み込み、彼らとの別れを惜しむオーディエンスの感情まで重なった忘れられない瞬間だった。

Ed Sheeran、Bruno Mars、Coldplay好きにも刺さるバンド

改めてKODALINEを聴いて感じたのは、売れる理由が山ほどあるバンドだったということ。

Ed SheeranやBruno Marsを思わせるポップでロマンチックなソングライティングがあれば、Coldplayにも通じる壮大なピアノロックもある。

フェスで盛り上がれるロックアンセムと、心を揺さぶるバラード。その両方を高いレベルで持っているからこそ、初めてライブを見る人でも一気に引き込まれる。

本当にこれが最後のサマソニ出演なのか?


そして個人的に気になったのが、今回のサマソニでは新曲を披露しなかったことだ。

SUMMER SONIC EXTRAでも新曲の披露は1曲のみ。まだライブで披露されていない新曲やリリース予定の新譜があることを考えると、「これで本当に日本で最後なのか?」という期待をどうしても持ってしまう。

もちろん再来日が決まっているわけではない。それでも、「もう一度KODALINEを見たい」と心から思わせてくれた。そんな余韻まで含めて、サマソニ2026のベストアクトに選びたい。

2位 The Strokes|これぞロックフェス!25周年を締めくくったロックの救世主

2位は、MARINE STAGEのヘッドライナーを務めたThe Strokes(ザ・ストロークス)

2001年のデビューアルバム『Is This It』によって「ロックンロールを救った」とまで評された彼らが、25周年のサマソニに降臨。

近年のサマソニではなかなか味わえなかった、「巨大ロックフェスの最後に大物ロックバンドを見る」という王道の光景が帰ってきた。

最新モードから2000年代ロックアンセムへ


最新作を携えたThe Strokesらしく新しいモードでライブが始まったかと思えば、序盤から「Hard to Explain」「Juicebox」といったロックアンセムを惜しげもなく投入。

巨大なMARINE STAGEを埋めたオーディエンスの熱狂も凄まじく、会場を見渡せばThe StrokesのTシャツを着たファンの姿が目立った。

2000年代ロックをリアルタイムで知る世代から若いロックファンまでが同じ曲で盛り上がる。「これぞThe Strokes、これぞサマーソニック」と言いたくなるヘッドライナーショーだった。

3位 JADE|思わぬダークホース!期待を遥かに超えたエンターテイナー


今回最も良い意味で予想を裏切られたのがJADE(ジェイド)

Little Mixからソロへと踏み出した彼女だが、実際にステージを見ると「元Little Mixのメンバー」という紹介だけでは足りない。

ポップ、ダンス、エレクトロニックを自在に行き来しながら、歌って踊ってオーディエンスを巻き込む。ソロアーティストとして完全に自分のショーを作り上げていた。

「IT Girl」からLittle Mixまでサービス精神炸裂

必殺アンセム「IT Girl」で一気にスイッチを入れ、90年代ポップのフレーバーも感じさせる「Plastic Box」など、次々と違った表情を見せていく。

そしてファンにとってたまらなかったのがLittle Mixの楽曲を織り交ぜたメドレー。ソロとしての現在を提示しながら、グループ時代のファンもしっかり喜ばせる。

ソロキャリア初期のフェスステージとしては贅沢すぎるほどのサービス精神だった。

Charli xcxの刺激とBeyoncéのエンターテイナー性

音楽的にはCharli xcx『BRAT』以降の攻めたエレクトロポップを感じる瞬間がある一方、ステージ全体を支配する姿には、Destiny’s Childからソロへ羽ばたいたBeyoncéを思わせる部分もあった。

Justin TimberlakeやHarry Stylesのように、グループを飛び出して世界的スターになったアーティストは少なくない。

JADEにもその系譜へ続いていく可能性を感じた。いつか巨大スタジアムを支配する姿を見ても驚かない。

いやー、良いものを見た。

4位 Wisp|轟音の中で輝く“新世代シューゲイズの女神”


Wisp(ウィスプ)

激しく歪んだギターの轟音。その中心から聞こえてくるのは、Billie Eilishを思わせる繊細なウィスパーボイス。

個人的には、beabadoobeeのオルタナティブ感とBillie Eilishの囁くような歌声を、シューゲイズの轟音で包み込んだような感覚があった。

初来日公演ソールドアウトにも納得

年明けに行われた初来日公演をソールドアウトさせるなど、早耳の音楽リスナーからすでに注目されていたWisp。

実際にサマソニで見てみると、その人気にも納得だった。

ギターは圧倒的にラウドなのに、不思議なほど心地良い。約40分のステージを通して独特の世界観に引き込まれ、次世代シューゲイズを象徴する存在が日本でも本格的に見つかり始めた瞬間を見ているようだった。

5位 Omarion|雨のBEACH STAGEに降臨した“キング・オブ・ダンス”


約16年ぶりの来日となったOmarion(オマリオン)

The Strokesのステージ終了後、急いでBEACH STAGEへ向かったものの、到着するとまだDJセットの真っ最中。

「The Strokesが終わって観客が流れてくるまで始めないぞ」と言わんばかりに、約60分の持ち時間の半分以上がDJタイムだった。しかし結果的に、そのおかげでOmarion本人の登場から最後までしっかり見ることができた。

名曲尽くしのセット「O」「Ice Box」「Post to Be」そして圧巻のダンス

ライブでは「O」「Ice Box」といった往年の代表曲から、大ヒットナンバー「Post to Be」まで惜しみなく披露。

そして何より凄かったのが、“キング・オブ・ダンス”と呼ばれるOmarionならではのパフォーマンスだ。

歌だけではなく身体全体を使って魅せる。短い時間ではあったものの、R&Bスターとして長年第一線で活躍してきた理由を凝縮したようなショーだった。

雨のBEACH STAGEだから生まれた神秘的な時間

そして、このライブを特別なものにしたのが天候だった。

雨が降り続ける夜のBEACH STAGE。海辺の暗闇、照明、OmarionのR&B、そして雨が重なることで、通常のフェスライブとはまったく違う空気が生まれていた。

雨の中で見るOmarionは、どこか神秘的でスピリチュアルだった。

あと1時間くらい見ていたかった。それほど余韻の残るクロージングだった。

サマソニ2026は「新しい発見」が多かった

今回のベストアクトを振り返ると、KODALINEとThe Strokesのように長いキャリアを持つバンドだけでなく、JADEやWispといった次世代アーティストが強く印象に残った。

そして最後は約16年ぶりのOmarion。

世代もジャンルもまったく違う5組が同じフェスで見られる。これこそ都市型フェス・SUMMER SONIC最大の魅力だろう。

25周年という大きな節目だったサマソニ2026。

振り返ってみれば、個人的には「知っているスターを見る楽しさ」と「知らなかった才能に出会う楽しさ」の両方を存分に味わえたサマソニだった。

KODALINEとの別れ、The Strokesのロックアンセム、JADEとWispという新世代、そして雨の中のOmarion。

どれも違う感動だったからこそ、今年もサマーソニックに足を運んで良かったと思える。

また来年、どんなアーティストに出会えるのか。サマソニ2027にも期待したい。

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