FUJIROCK2025、第一弾ラインナップ発表!今年見るべきアクトについても解説
日本最大級の野外音楽フェス-フジロックフェスティバル2025
今回発表された第1弾アーティストには、世界のトップアーティストから国内の実力派、そして日本初来日となる大物アーティストまで多彩なラインナップが名を連ねた。
第1弾として発表されたのは、初来日となる『Fred again..』や『Vulfpeck』、そしてインディーロックを代表する『Vampire Weekend』を筆頭としたヘッドライナー3組に加え、
BBC Sound of 2025など数多くのアワード受賞歴を持つ『Ezra Collective』や、長らく来日公演が実現されなかった3姉妹バンド『HAIM』。
そして伝説枠として、フジロック初出演となる『山下達郎』の出演がアナウンスされた。今年も多様なジャンルのアーティストが集結し、円安や物価高騰などの問題に直面しながらもフジロックらしい見どころが豊富な濃いラインナップが実現している。
尚、今回発表されたFUJIROCK2025 出演アーティストは以下の通り:
FUJIROCK2025 初日 7月25日(金)ヘッドライナー Fred again..
- Fred again…(フレッドアゲイン)
- Suchmos
- Vaundy
- Ezra Collective(エズラ・コレクティヴ)
- HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTER
- OK GO
- ティコ(Tico)
- BRAHMAN
- 坂本慎太郎
FUJIROCK2025 2日目 7月26日(土)ヘッドライナー Vulfpeck
- VulfPeck(ヴルフペック)
- Four Tet(フォー・テット)
- 山下達郎
- Barry Can’t Swim(バリー・キャント・スウィム)
- EGO-WRAPPIN’
- James Blake(ジェイムス・ブレイク)
- サンボマスター
- 君島大空 合奏形態
- NewDad(ニューダッド)
FUJIROCK2025 最終日 7月27日(日)ヘッドライナー Vampire Weekend
- Vampire Weekend(ヴァンパイア・ウィークエンド)
- HAIM(ハイム)
- RADWIMPS
- 羊文学
- The Hives(ザ・ハイヴス)
- Creepy Nuts
- kanekoayano(カネコアヤノ)
- 佐野元春
では、この中から特に注目したい5組をピックアップして紹介しよう。
FUJIROCK2025、見逃せないアーティスト5組
1)FRED AGAIN..
祝・初来日フレットドアゲイン!圧倒的没入感のエレクトロニックライブを見逃すな
サマソニやフジロックの出演者予想でも名前が多く挙がっていたアーティストの一人。Fred again..自身も2025年に日本初来日を匂わせていたが、まさかFUJI ROCK 2025初日のヘッドライナーとして登場するとは…!!
2)EZRA COLLECTIVE
BBC SOUND OF 2025 受賞者 エズラコレクティブがフジロックに!
BBC Sound of 2025やマーキュリー・ミュージック・プライズ2023など、数々のアワードを受賞したEzra Collectiveが苗場に登場! “新時代のグルーヴ” と称される、踊れるジャズを体感せよ!
3)山下達郎
日本音楽界の誇り!レジェンド山下達郎がフジロックに初出演
シティポップやシンセウェーブのブレイクにより、日本だけでなく海外からも再評価を集めている山下達郎が、満を持してFUJIROCK 2025にて初出演を果たす!
4)HAIM
3姉妹が魅せる極上のグルーヴィーロック
来日待ってました!!デビューアルバムのリリース以来、長らく来日がなかったあの三姉妹が再び苗場に帰ってくる。
*HAIMの来日を待ち望んでいたファンも多いはず。SNSでは「サマソニ2025の発表が拍子抜けだった」という声も多かっただけに、フジロック2025の出演アーティストに対して不安な声が多かったが、、嬉しいニュースだ。
5)VAMPIRE WEEKEND
インディーロックの金字塔が放つ、実験的で新しいサウンドに期待
昨年リリースされた新譜『Only God Was Above Us』を引っ提げ、Vampire Weekendが再び苗場にカムバック!
前回はフジロック2022のヘッドライナーとして来日したものの、単独公演はなし。「もはやフジロックでしか来日しないのでは?」という声も聞こえてくる。
最後に、フジロック2025のラインナップで思うこと
円安・洋楽離れ問題が進む中で、今回のラインナップにはいい意味で期待を裏切られた。海外では評価の高いビッグなアーティストではあるが、日本ではあまり知られていないアクトをヘッドライナーにすることはスマッシュの英断だと思う。特に2日目のVulfPeckについてはサマソニ2025のFALL OUT BOYと比較すると明らかに知名度はサマソニ側の方が高いだろう。
しかしながら、フェスの醍醐味としては、単独で来日が実現しそうにないアーティストを観られることが魅力の一つでもあるので今回のフジロックのラインナップは非常に嬉しい限りだ。
特にHAIM…海外ではめちゃくちゃ人気があるにも関わらず、なかなか来日が実現しなかった。2ndの頃から待ってました。。
もちろん、サマソニのチケットの売り上げが絶好調なのは喜ばしいことだし、フジロック・サマソニと、それぞれの色が出ていいこと思う。しかし、サマソニの方向性についてはサマソニの大ファンからするとこの先が少し不安に思ってしまうのが正直なところだ。
公式ページ:https://www.fujirockfestival.com/
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