LADY GAGA MAYHEM
レディーガガ メイヘム
ポップ・ミュージックの頂点を極め続けるレディー・ガガが、約5年ぶりとなる7thアルバムMAYHEM(メイヘム)を2025年3月7日にリリース!“カオス”と“変容”をテーマに掲げたこの作品は、彼女が再び自身のポップ・ルーツへと回帰する意欲作だ。
全14曲のトラックには、ブルーノ・マーズを迎えた大ヒットシングル『Die With A Smile』や先行曲リリース『Disease』、本作のキラーアンセム『Abracadabra』など,すでに話題を呼んでいる楽曲が収録。
本作を生み出す上で重要な存在となったガガの婚約者であり実業家のマイケル・ポランスキー。ガガ自身が「私を原点に立ち戻らせてくれた」と語るように本作はキャリアの集大成とも言える一枚になっている。
混沌の中に生まれる新たなポップの形
アルバムタイトル『MAYHEM』とは、“混乱“や“騒乱”を意味する言葉。
その名の通り、本アルバムにはジャンルを超えた実験的なサウンドと内面的な葛藤が渦巻くリリックが詰め込まれている。ガガは本作についてこう語っている。
「このアルバムは、私の初期のファンが愛したポップ・ミュージックに戻ることへの恐怖に立ち向かうことから始まった。
まるで粉々になった鏡を組み立て直すようなもの。たとえ完全に元通りにはできなくても、新たな美しさを生み出せる」
この言葉の通り、『MAYHEM』はダンスフロアを熱狂させるアンセムが収録されている一方で、ガガの内なる世界を映し出すような繊細さも持ち合わせている。

婚約者マイケル・ポランスキーの影響
本作の制作には、ガガの婚約者であり実業家のマイケル・ポランスキーが大きく関わっている。彼はソングライターとしても参加し、創作活動を支えた存在でもある。
ガガは彼についてこう語っている。
「“君はポップを愛しているのに、怖がっているだけだ”と言ってくれたの。
彼の言葉が、私の意欲をかき立ててくれた」
過去のアルバムではコンセプトに縛られることが多かったガガだが、『MAYHEM』では自由な発想のもとで制作が進められた。その結果、ポップ・アンセムからダークなエレクトロ、ソウルフルなバラードまで多彩な楽曲が生まれたのだ。

LADY GAGA MAYHEM おすすめトラック
新作『MAYHEM』は、ガガのキャリアを象徴するデビューアルバム『THE FAME』やセカンドアルバム『Born This Way』のサウンドを継承し、ハイブリット化させたようなアルバムに仕上がっている。収録楽曲全14曲の中で一聴で惚れ込んでしまうようなおすすめトラックは、2,6,9,14。*本記事内最終章にて、アルバムトラックのご紹介あり。
オープナーを飾るダンサブルな『Disease』、ファンキーなギターリフが光る『Killah』、テイラースイフトの楽曲『Gorgeous』を参照したような『How Bad Do U Want Me』など本作には多様なサウンドが散りばめており、特に『Abracadabra』や『Die With A Smile』に至っては同じアルバムに収録されているとは思えないほど対照的な曲調を持つ楽曲に仕上がっている。本作は、ガガの狙い通りあえて統一感のないサウンドを詰め込むことで聴く者を混乱へと誘うような仕上がりになっている。
まるで別アルバムに収録されているような対照的な曲調の2曲
本作の象徴ともいえるこの2曲は、同じ作品に収録されているとは思えないほどの対比を生んでいる。SNL出演時のパフォーマンス映像と日本語字幕付きのMVは以下の通り。
Abracadabra
Die With A Smile
LADY GAGA MAYHEM 収録トラック
本作が、再びポップ・ミュージックの歴史を塗り替えることは間違いない。
LADY GAGA MAYHEM(メイヘム)
リリース日:2025年3月7日
収録曲:全14曲(先行シングル「Disease」「Die With A Smile」収録)
プロデューサー:アンドリュー・ワット、サーキット、ゲサフェルスタイン 他
収録曲
01. ディジーズ
02. アブラカダブラ
03. ガーデン・オブ・エデン
04. パーフェクト・セレブリティ
05. ヴァニッシュ・イントゥ・ユー
06. キラー feat. ゲサフェルスタイン
07. ゾンビボーイ
08. ラヴドラッグ
09. ハウ・バッド・ドゥ・ユー・ウォント・ミー
10. ドント・コール・トゥナイト
11. シャドウ・オブ・ア・マン
12. ザ・ビースト
13. ブレイド・オブ・グラス
14. ダイ・ウィズ・ア・スマイル with ブルーノ・マーズ
*おすすめ楽曲は太文字で記載
公演ページURL:https://www.universal-music.co.jp/lady-gaga/products/uics-1413/

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