Wicked: Part II – For Good
大ヒットミュージカル『Wicked(ウィキッド)』を原作とする映画版ウィキッドの後編となる作品ウィキッド:フォー・グッド(原題:Wicked: Part II – For Good)が、2025年11月21日に全米公開されることが正式発表。
監督は前編『ウィキッド ふたりの魔女』に引き続き、ジョン・M・チュウが務めミュージカルの世界観を忠実に再現した豪華2部作の完結編となる。
映画版ウィキッドの続編タイトル『フォー・グッド』の意味とは?
フォー・グッド(For Good)は、ブロードウェイミュージカル『ウィキッド』後半で歌われるエルファバとグリンダによるデュエット楽曲。ミュージカルを見ていない方には、ネタバレに近い内容になってしまうので詳しくは割愛するが涙なしには観られないウィキッドを象徴とするシーンで歌われる名曲だ。映画版ではどのように表現されるのか注目だ。
映画後編のタイトル『For Good』は、名曲から直接引用されており2人の魔女の物語の最終章として強い象徴性を持っている。尚、後編に出演するキャストについてだが、前編の豪華キャストも引き続き参加予定。
また、ミュージカルに忠実した内容になるのであれば前編では描ききれなかったキャラたちにも後編で光が当たる展開になりそうだ。
たとえば、グリンダに片想いする優しい少年ボック、エルファバの妹で車椅子の少女ネッサローズ、そしてファイエロとエルファバの関係の行方も気になるところ。

映画『ウィキッド:フォー・グッド』のストーリーは?
2024年に公開された(日本では2025年3月7日公開)前編『ウィキッド ふたりの魔女』は、全米でミュージカル映画史上最高のオープニング記録を更新し、大ヒットを記録。
映画ウィキッド 前編の解説記事はこちら
▶ ウィキッド:フォーグット 後編のストーリー概要
後編では、友情と夢に満ちていた第1幕から一転し、オズの闇と政治、そして正義の意味が問われるシリアスな展開になるとのこと。
ブロードウェイ版とのつながり
映画では、ブロードウェイ初演でエルファバ役を演じたイディナ・メンゼルとグリンダ役のクリスティン・チェノウェスが、「One Short Day」のシーンでカメオ出演。
前編のクライマックスで披露された名曲「Defying Gravity』。本作の一番の見せ場となる。前編を締めくくるのに相応しい圧巻の歌唱力と魔女として目覚めたエルファバの表現力は鳥肌物だ。前編の締め括りについては、舞台も映画もおなじで展開となるがそれぞれ見せ方は異なるのがポイント。また、舞台版はその緊張感を引き継いだまま第二幕へ突入するが、映画版は半年から1年ほど我慢しないといけなそうだ。
映画ウィキッド: フォー・グッド PART II 公開日・日本公開情報
全米公開日:2025年11月21日(金)予定
日本公開:現時点では未定
※前編が日本でも大ヒットを記録したことから、日本での公開日は、2025年12月〜2026年春に日本公開されると予想。
映画ウィキッド公式サイト:https://wicked-movie.jp/

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