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デッドプール&ウルヴァリン 挿入歌が素晴らしい点について
デッドプール&ウルヴァリンは、カメオ出演の豪華さだけでなく劇中も挿入歌も素晴らしい
『デッドプール&ウルヴァリン』はマルチバースによる小ネタ満載シーンやマーベルファン感涙のあのヒーロがカメオ出演するなど流石天下のディズニーと言わんばかりの豪華出演勢ぞろいの本作だが、俳優の起用だけではなく劇中挿入歌も素晴らしく映画のシーンを一層引き立てる名曲が巧みに使われている点も魅力的である。今回は、デッドプール&ウルヴァリンに劇中挿入歌にハイライトをあてて劇中のシーンを盛り上げる起爆剤となりうる楽曲を紹介しよう。
まず初めに冒頭でデッドプールがウルヴァリンの骨を使って時間変異取締局(TVA)を血祭りに上げるシーンには、イン・シンクの「Bye Bye Bye」が流れバイオレンスなシーンがポップなシーンへと変わり、視聴者のテンションを一気に上げる。
また、デッドプールがマルチバースでウルヴァリンを探す場面では、タイムリープものの映画として最高傑作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のテーマ楽曲であり、時代を超えて愛される名曲ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「The Power of Love」が流れる。
さらに、ホンダオデッセイ車内でのデッドプールとウルヴァリンの乱闘には、『グリース』の「You’re The One That I Want」が使われ、乱闘シーンでありながら軽妙なユーモアを添えている。ブレイド、エレクトラガンビット、ローラ/X-23そしてデッドプール&ウルヴァリンらヒーロ軍団が、カサンドラ・ノヴァの要塞に襲撃をかけるシーンでは、T.I.の「Bring ‘em Out」が高揚感を演出トレーラーで大々的にフィーチュアされ本作のメインテーマともいえるマドンナの「Like A Prayer」が、デッドプール軍団との乱闘シーンで効果的に使われている。
そして、エンドクレジットの挿入歌として起用されたのは今やアメリカのハイスクールなどでは卒業式の定番ソングであるグリーン・デイの「Good Riddance (Time of Your Life)」が流れ、ディズニー配下におかれる前、20世紀FOXの旧X-MENシリーズへの感謝と別れのようなエモーショナルな余韻を残し涙を誘う。
インシンク・BYE BYE BYE
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース The Power of Love
マドンナ・Like A Prayer(choir ver)
グリーンディ・Good Riddance (Time of Your Life)
参照元
デッドプール&ウルヴァリン toho-chinema
デッドプール&ウルヴァリン 公式ユニバーサルサウンドトラック
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