DUA LIPA Radical Optimism Japan Tour
デュア・リパ ラディカル・オプティミズム・ツアー
デュア・リパ 約6年ぶり2公演限りの来日公演となる『ラディカル・オプティミズム・ツアー』
<<両公演即日SOLD OUT!>>
現ポップシーンの代表格の一人!!待望の来日公演に向けて聴くべき楽曲とアルバムを紹介!!
まずはじめに、デュア・リパの魅力について
デュア・リパの魅力は、うっとりとするような大人の女性色気を感じるルックス、ハスキーで力強いボーカル、そして80年代のディスコや現代的なポップサウンドを融合させたプロダクションにある。2024年ポップカルチャーのゴールデンイヤーとして、テイラーやビヨンセ、アリアナ、そしてビリーアイリッシュと現ポップシーンの四天王が立て続けに新譜をリリースする中、まるで高みの見物をするかのようにリリースされた新譜『Radical Optimism』の力の抜き具合も素晴らしいが、特筆すべきはキャリアを更なる高みに持ち上げたセカンドアルバム『Future Nostalgia』で、現代のポップシーンを代表する名盤と言えるだろう。デビューアルバム『デュアリパ』のサウンドとは一転、80年代ディスコ調を筆頭としたノスタルジックなサウンドとクラブライクなリズムで仕上がった楽曲が多く収録されており、今のデュアリパの土台を作ったアルバムと言える。耳に残るキャッチーなメロディが聴き手を引き込む。彼女の歌詞も印象的で、自立や愛についてのメッセージが込められており、多くのリスナーに共感されている
*迫り来るサメに対して見下したかのように見つめるデュアリパの姿が印象的なジャケット。危機的状況に陥りながらも楽観的(オプティミズム)な姿を見せるデュアリパのアティチュードを示すいわばメタ的ジャケットが痛快だ。
デュア・リパ おすすめアルバム
Dua Lipa Future Nostalgia
デュア・リパのセカンドアルバム 『Future Nostalgia』 は、80年代風のディスコと現代ポップの融合がテーマになっており、一つのアルバムの中で『新たなサウンド』と『懐かしいサウンド』を一度に味わえるアルバムだ。特筆すべき点として、以下のような特徴が本作を特に際立たせている。
レトロと未来の融合
アルバムタイトルが示すように、Future Nostalgia は懐かしさと革新性が同居するサウンド。80年代ディスコとシンセポップのエッセンスを取り入れつつ、モダンでクールなビートをミックス。懐かしいけれど新しい、そんなスタイルが一貫しているのが特徴だ。ノスタルジックなサウンドとダンサブルなトラック、例えば“Physical” や “Don’t Start Now”,そしては“Levitating”は今でも愛されるアンセムに仕上がっている。
洗練されたプロダクション
Future Nostalgia は、細部まで考え抜かれたサウンドデザインが魅力で、プロデューサーの手腕が光る。レトロと未来の融合というテーマで括られたアルバムに収録された各トラックは無駄のないサウンドメイクで作り込まれており、アルバム全体の総評としても非常に完成度が高い。
デュア・リパ おすすめ楽曲
These Walls
洗練されたエレポップサウンドと深みのある歌詞が特徴的。内面的な葛藤とともに、心の壁を壊していく過程を描いており、『壁』に象徴されるメタファーがテーマに奥行きを与えている。愛や失望、そして自己解放を描きながらも、エネルギッシュでポジティブな力を感じさせる内容人間関係や自己の内面に焦点を当てたメッセージが印象的で、繊細かつ力強い表現で描かれている。サウンド面では、彼女が得意とする洗練されたエレクトロポップに、ダークでミステリアスなフレーバーが加わり、聴き手を引き込む独特な空気感を生み出している。ミッドテンポで、シンセとリズムのバランスが心地よく、デュアリパらしいクールでありながら感情豊かなボーカルが際立ってた楽曲。
Houdini
デュアリパの長所を引き出した楽曲。力強さとセクシーさ持ち合わせた歌唱力が光り、またサウンド面においてエレクトロポップとディスコの要素が融合したサウンドが特徴。レトロなシンセの響きとキャッチーなメロディ、そしてリズミカルなビートが心地よく、クラブシーンでも盛り上がるダンス・トラックに仕上がっている。
training season
成長や自己鍛錬を続ける姿が描かれているリリック『training season』は、デュアリパ的ファイトソングと言える。サウンド面では、ダンサブルなビートとキャッチーなメロディが組み合わさり、アスレチックで高揚感のあるサウンドが特徴。トラック全体にわたって展開されるリズムの変化やエネルギッシュな展開が続くため、聴くたびに新しい発見があるのも本楽曲の魅力といえるだろう。
Dance The Night
映画バービー/Barbieの挿入歌として提供された本楽曲の魅力は、楽曲構成とダンサブルなグルーブにある。まず耳を惹くのは、ポップディスコをベースにした軽快なビートのリズム感が、楽曲全体に一貫したグルーヴを与え、聞く人をダンスフロアへと誘うような楽しさを引き立てておりフロアバンガーな一曲に仕上がっている。
Don’t Start Now
デュアリパの力強い個性と洗練されたディスコ・ポップサウンドが融合した代表的な一曲。冒頭のベースラインがリズミカルに跳ね、70年代ディスコのエッセンスを現代風にアレンジでリスナーを一瞬でダンスフロアへと引き込むような軽快さが漂う。メッセージ性と共に展開するディスコ調のグルーヴ感、そしてサビの「Don’t show up, don’t come out」のリフレイン。これらが本曲がアンセムとして愛される理由だろう。『Future Nostalgia』におけるサウンドの象徴ともいえ、過去の音楽へのオマージュと革新性が絶妙にミックスされている。本楽曲のパワフルさと洗練されたプロダクションは、デュア・リパが新しいディスコ・ポップアイコンとしての地位を確立したことを印象付ける最高傑作といって過言ではないだろう
Love Again
クラシックなディスコと現代ポップが融合した一曲。失恋を経た心が新たな恋に落ちる驚きや再生の喜びが描かれており、リスナーに寄り添うような温かみを感じさせる。特に印象的なのは、メロディに絡む情熱的なヴァイオリンリフや、70年代ディスコに影響を受けたビートだろう。これらがリパの歌声と組み合わさることで、楽曲に深みとドラマティックな雰囲気が加わり、ダンスフロアでもリスナーの心を掴む楽曲に仕上がっている。尚本楽曲はサンプリングを取り入れており、White Townの「Your Woman」のトランペットサンプルを取り入れることで、どこか懐かしさと新鮮さが同時に味わえる構成に仕上がっている。古典的な要素とモダンなビートが共存し、デュア・リパの音楽スタイルの柔軟さが際立った楽曲だ。
Levitating-feating.DaBaby
『Future Nostalgia』のなかでも特にダンサブルでポップな魅力にあふれた楽曲で、間違えなくキャリアを代表するアンセムの一つだろう。リリースから数年経つが未だにクラブアンセムとして愛される理由として、zappを彷彿とさせるようなトークボックスの起用やレトロでディスコなフレーバーDababyによる軽快なラップ、そしてモダンなヒップホップビートを融合させたサウンドにあるだろう。軽快なビートとキャッチーなメロディラインが、まるで空中を漂うような浮遊感をリスナーに感じさせる。
Kiss and Make up with BLACKPINK
韓国の人気ガールズグループBLACKPINKとコラボした楽曲。異なる音楽文化を融合させた意欲的な作品として高く評価されている。ヘビーローテーションしたくなるキャッチーなサビ、デュア・リパの低音ボーカルとBLACKPINKのメンバーの多彩なボーカルが絶妙な絡み合い、ダンサブルなエレクトロポップのビートに、レゲトンのリズムが加わることで、異国情緒漂うエキゾチックな雰囲気が演出されておりこの異文化ミックスが新鮮さを感じさせ、何度もリピートしたくなる中毒性のある楽曲に仕上がっている。繰り返しなるがJUNG KOOKやROZEなどのK-アーティスト勢のアジア圏を跨いだグローバルなコラボは、本楽曲のヒットが寄与しておりまさに異国コラボの先駆者と言っていいだろう。ポップとK-POPの融合が見事に実現したことで音楽シーンにグローバルな風を吹き込ませたパイオニアと言える楽曲
Blow Your Mind
New Rules- Initial Talk Remix
Cold Heart-PUAU REMIX
Electric City
Potion
参照元
デュア・リパ ラディカル・オプティミズム・ツアー特設サイト
ワーナーミュージックジャパン・デュア・リパ公式ページ
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