Inhaler、新曲 “Hole In The Ground”を公開|メランコリックなグルーヴが導く新章の幕開け
アイルランド出身のロックバンド インヘイラー(Inhaler) が、突如ニュー・シングル “Hole In The Ground” をリリースした。
今年2月に発表された3rdアルバム『Open Wide』以来となる新曲で、バンドの新たな方向性を感じさせる1曲となっている。
本作では、フロントマン・イライジャ・ヒューソン の成熟したボーカルが光る。
父であるU2のボノを彷彿とさせる深みのある声質と、切なさを帯びた歌唱が印象的な仕上がりだ。

“Hole In The Ground” 楽曲解説 – 哀愁と美しさが交差する、静かなるアンセム
“Hole In The Ground”は、プレスリリースで「メランコリックなフック、重層的なギター、透き通った雰囲気を融合させた、催眠的に脈打つグルーヴに支えられた切ないアンセム」と評されている。
まるで時間がゆっくりと溶けていくような、
透明感のあるギターサウンドと内省的なメロディライン。
初期の疾走感あるギターロックから一歩進み、
より成熟したサウンドスケープを描き出している。
新曲Hole In The Ground プロデューサーはキッド・ハープーン
“Hole In The Ground”の制作は、3rdアルバム『Open Wide』に続きキッド・ハープーン(Kid Harpoon) がプロデュースを担当。
レコーディングはアビイ・ロード・スタジオで行われ、
クラシックな録音技術と現代的な音像を融合させた緻密なサウンドが特徴だ。
繊細なリバーブ処理と柔らかなベースライン、
そしてイライジャのボーカルが描く陰影のある世界観。
それは、ポスト・ブリットポップ以降のロックを再定義するような深みを持っている。

インヘイラー、ロイヤル・アルバート・ホール公演が即完に
バンドは10月31日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでライブを開催予定。
チケットはすでにソールドアウトしており、
イギリス国内での人気と評価がますます高まっていることを示している。
“Hole In The Ground”のライブ初披露も予想される本公演は、
インヘイラーの新たなターニングポイントとなるかもしれない。

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