JOURNEY、最後の日本公演2026 setlist

Live Review

ジャーニー、最後の日本公演2026 セットリスト|永遠の名曲が鳴り響いた“ベストヒットショー”


2026年9月1日、東京・有明アリーナで行われたJOURNEY(ジャーニー)の日本公演。

“最後の日本公演”を掲げた特別なステージは、セットリストを見ただけでも分かる通り、ファンにとって文句なしと言いたくなる内容だった。

黄金期の名曲を惜しげもなく並べながら、そこにレア曲やゲストボーカルを加える。まるで、Oasisの再結成ツアーで見せたような“黄金期のベストヒットショー”に、少しだけ意外性というスパイスを振りかけたようなセットだった。

最後の日本公演は、名曲だらけのセットリスト


序盤から「Be Good to Yourself」「Stone in Love」「Ask the Lonely」と、いきなり名曲の連続。

個人的には「Only the Young」が鳴った瞬間、思わず涙が出てきた。

そこから「Lights」「Escape」「After the Fall」「Who’s Crying Now」「Open Arms」と、JOURNEYを象徴する楽曲が次々と披露されていく。

“これが最後かもしれない”という気持ちで聴くからこそ、一曲一曲の重みがいつも以上に大きく感じられた。

「Suzanne」「Just the Same Way」など嬉しい選曲も

今回のセットで面白かったのが、単純なベスト盤的構成だけではなかったこと。

「Suzanne」や「Just the Same Way」など、名曲でありながら現在のライブでは少しレアな印象もある楽曲が組み込まれていた。

代表曲だけで終わらせず、長年JOURNEYを聴いてきたファンにも「そこをやるのか」と思わせる曲を入れてくる。

このバランスの良さも、最後の日本公演らしいセットだった。

スティーヴ・ペリーがいなくても蘇る黄金期

今回のライブを見て改めて感じたのは、スティーヴ・ペリー本人がいなくても、楽曲を聴けば自然と彼の時代を思い出してしまうということ。

現在の中心ボーカルであるArnel Pineda(アーネル・ピネダ)はもちろん、楽曲によってはJason Derlatka、Deen Castronovoらもリードボーカルを担当。

さらにSteve PerryそっくりのシンガーHugo Valentiもゲストとして登場した。

複数のボーカリストが歌い継ぐ現在のJOURNEYには賛否もあるだろう。それでも、誰が歌っていても「Who’s Crying Now」「Open Arms」「Separate Ways」といった曲が鳴った瞬間、黄金期のJOURNEYが頭の中に蘇ってくる。

Hugo Valentiによる「Faithfully」も大きなサプライズ


今回の日本公演ではHugo Valentiが登場し、「Faithfully」「Keep On Runnin’」を披露。

その歌声と立ち振る舞いは、一瞬でもSteve Perry本人と見間違えてしまうほどだった。

単なる“そっくりさん”という言葉だけでは片付けられない完成度で、本家JOURNEYの演奏をバックに歌う姿には特別なものがあった。

最後の日本公演に、JOURNEYの黄金期を想起させる存在を招いたこと自体が、ひとつのファンサービスだったようにも感じる。

JOURNEY 最後の来日公演、終盤4曲は反則級。涙なしには見られないフィナーレ


そして、この日のハイライトは間違いなく終盤だった。

「Don’t Stop Believin’」を皮切りに、「Lovin’, Touchin’, Squeezin’」「Separate Ways (Worlds Apart)」「Any Way You Want It」と代表曲を一気に畳み掛ける。

この4曲の流れは、もはや反則級。

誰もが知っているアンセムが次々と鳴り響き、会場全体が巨大な合唱空間へと変わっていく。

涙が止まらないほど圧巻のフィナーレで、この最後の流れだけでも「チケット代の元を取った」と思えるほどだった。

ボーカルは変われど、名曲には変わらない

現在のJOURNEYには、“メインボーカルが誰なのか分かりづらい”という見方もある。

アーネル・ピネダを中心に置きながら、メンバーやゲストが楽曲ごとにリードボーカルを担当するスタイルは、黄金期のJOURNEYとは確かに違う。

しかし、それでも強く感じた。

JOURNEY、永遠に廃れない名曲達


QueenがFreddie Mercury亡き後もAdam Lambertとともに名曲を届け続けているように、巨大バンドには“楽曲そのものを後世へ残していく”という役割もある。

JOURNEYも同じだ。

ボーカルは変わっても、「Open Arms」は「Open Arms」であり、「Don’t Stop Believin’」は永遠に「Don’t Stop Believin’」なのだ。

最初で最後かもしれないJOURNEYのライブ

今回が、自分にとって最初で最後のJOURNEYのライブになるかもしれない。

だからこそ、このタイミングで「Only the Young」「Lights」「Open Arms」「Faithfully」「Don’t Stop Believin’」「Separate Ways」といった永遠の名曲を生で聴けたことは、本当に大きかった。

最後の日本公演。

それでも終演後に残ったのは寂しさだけではなく、「やっぱりJOURNEYの曲は最高だ」というシンプルな感情だった。

見られて本当に良かった。

JOURNEY 最後の日本公演 セットリスト

JOURNEY 最後の日本公演 セットリスト

  1. Be Good to Yourself
  1. Stone in Love
  1. Ask the Lonely
  1. Only the Young
  1. Just the Same Way
  1. Lights
  1. Of a Lifetime
  1. La Do Da
  1. Drum Solo
  1. Escape
  1. Girl Can’t Help It
  1. After the Fall
  1. Chain Reaction
  1. Dead or Alive
  1. Anytime
  1. Piano Solo
  1. Who’s Crying Now
  1. Open Arms
  1. Suzanne
  1. Guitar Solo
  1. Wheel in the Sky
  1. Faithfully
  1. Keep On Runnin’
  1. Don’t Stop Believin’
  1. Lovin’, Touchin’, Squeezin’
  1. Separate Ways (Worlds Apart)
  1. Any Way You Want It

黄金期の名曲、レア曲、複数ボーカル、Hugo Valentiというサプライズ。そして最後には誰もが知るアンセムを一気に畳み掛ける。

ただひとつ。JOURNEYは、とにかく名曲が多い。

ボーカルが変わっても、時代が変わっても、その曲の価値は変わらない。

それを改めて実感させてくれた、忘れられない日本公演だった。

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