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カヴィンスキー&アンジェル フェニックスをゲストに迎えた『Nightcall』の新バージョンをリリース
カヴィンスキーが、2010年の大ヒット曲「Nightcall」の新バージョンをフェニックスとアンジェルを迎えてリリース。本楽曲は、パリオリンピック閉会式でも披露され、その時のパフォーマンスが大きな反響を呼び、1日の最多Shazam回数の記録を更新するほどの人気となった。
カヴィンスキーのNightcallについて
結論、原曲より今回リリースされた新バージョンがオススメだ。
原曲のコーラス部分がフェニックスのフロントマン『トーマス・マーズ』に差し代わったことにより機械的なサウンドがエモーショナルなサウンドに変わり且つ近未来を想起させるサウンドアレンジとなった。また、原曲よりBPMを早くしたことであったり音の広がりを全体的に上げた点も更に良い。次に特記すべきは、「Nightcall」がシンセウェーブというジャンルを世に広めたパイオニア(起源)であるということ。シンセウェーブとは、ビデオゲームや映画のサウンドトラックに影響を受けた音楽スタイルで、近年再び人気を集めている。代表例で言うとThe Weekndが『dancing in the flames』『blinding lights』『Out of times』などの楽曲でシンセウェーブを取り入れたことで、その知名度がさらに拡大した。繰り返しになるが、『Nightcallのシャザム記録更新』についてもう一つの成果としては、世間がシンセウェーブに対して興味を持っていることが明らかになったことだろう。
シンセウェーブについて
シンセウェーブは、80年代のディスコやニューウェーブ、映画・ゲームのサウンドトラックからインスパイアされた音楽スタイルで、シンセを主体とした哀愁漂う美しいメロディーラインやディストーションがかかったエレキギターのリフ、そしてゲートリバーブがかかったスネアの音色などが特徴的。また、シンセウェーブは音楽だけでなくMVやカバーアート(ジャケ写)などのビジュアル面でも80sカルチャーから影響を受けておりこの点がファンの心を掴むのだろう。具体的にはアウトランを筆頭としたレトロゲームや映画・バックトゥーザフューチャーやブレイドランナーやストレンジャーシングスなどがインスパイヤー元として挙げられ80年代のビジュアルを世界観として取り入れていることも魅力の一つだ。
参照元
参考サイト
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