Liam Payne
追悼:ワンダイレクション、リアム・ペインの聞くべき楽曲
ワン・ダイレクションのメンバーとして一躍有名になったシンガーソングライターのリアム・ペイン(Liam Payne)が2024年10月16日に31歳の若さで急逝した。彼の死はアルゼンチンのブエノスアレスの地元当局によって確認され、滞在先ホテルのバルコニーから転落したと発表されている。
各メディアにて、死因であったり事件の詳細について報じられているが、ここではリアム・ペインへ敬意を込めて、彼の歌唱力が光る1Dの楽曲であったりソロ楽曲をご紹介。
リアムペインの歌唱力が光るワンダイレクションの名曲
▼One Thing
デビューアルバムに収録された楽曲。安定感のある歌唱力と爽やかでありながら寂しさも感じるサビのメロディが頭から離れない楽曲に仕上がっている。
▼Little Things
日本で1Dの名前を知らしめるきっかけとなったセカンドアルバム『Take Me Home』から『Little Things』。エドシーランとのコラボで知られる本楽曲は、アコギを主軸にしたメンバーがハモるエモーショナルなバラードナンバー。高音パートを歌うゼインの歌唱力にもうっとりするが、ゼインとは違ったアプローチで歌うリアムにも拍手だ。
▼Best Song Ever
『Story Of My Life』や『Happily』など日本でも馴染みが深い楽曲が収録されたアルバム3作目『Midnight Memories』本楽曲は、リアムの歌唱力が存分に活かされたアレンジが見れるライブでのパフォーマンスが必見だ
▼History
ワンダイレクション活動休止前のキャリア最終作【Made in AM】から最後のシングルカット。メンバーとファンで築き上げた関係を歌う涙なしには聴けないナンバーだ。ソロキャリア初となる単独公演でも披露されており、リアム自身もお気に入りの楽曲であるのは間違えない

リアム・ペインのソロキャリアについて
ワン・ダイレクション時代のポップで爽やかなイメージとは異なり、ジャスティンティンバーレイクを想起するようなR&Bフレーバーの強いセクシーな歌声が印象的なリアムは、R&BやHIPHOP、REGGAE、そしてEDMとジャンルの振り幅が広く多様なスタイルを取り入れている。それは、EDMプリンスことZedd/ゼットDJやヒップホップトリオMigos/ミーゴスのQuavo/クエイヴォ、そしてラテンポップの火付け役J.バルヴィンなどシーンを背負うアーティスト勢の起用によって生まれたシナジーもあるが前提としてどのジャンルにも適応できるリアムの安定感のある歌唱力=才能からくるものと言って過言ではないだろう。
リアム・ペインの聞くべき楽曲
Liam Payne-Strip That Down feat Quavo
リアム・ペインのソロデビュー曲。新たなスタートを象徴するのに相応しい大胆なリリックとワンダイレクション時代には魅せなかったHIPHOP調の楽曲が話題を呼んだ。ヒップホップとポップが融合したトラックは、シンプルながらクセになるベースラインと、スナップの響きが印象的でクラブなビートが特徴だ。Quavoのラップが加わり、曲にエッジが効いているのもポイント。歌詞では、One Direction時代からの脱却と独立したアーティストとしての自信がストレートに表現され、リアムの新しい一面が引き立っている。
You know, I used to be in 1D (now I’m out, free)
People want me for one thing (that’s not me)
以前は、1Dのメンバーだったが、今は自由だ
みんなが求めてるのは一つだけ、でもそれは俺じゃない
*尚本楽曲は、エド・シーランが作詞に協力し、UKチャートで3位、米ビルボードでも10位以内にランクインするなど大きなヒットとなった。

Liam Payne-For You
先日開催されたCokeStudioLive2024で来日を果たしたイギリスの歌姫リタオラとのデュエット楽曲。映画フィフティ・シェイズ・オブ・フリードの挿入歌として起用された本楽曲は三部作の締めく流のに相応しい壮大なバラードに仕上がっている。
Liam Payne-BedRoom Floor
別れたはずの恋人との関係を完全に断ち切ることができない複雑な心境を描いたリリックと独特なテクノポップのサウンド、そしてリアムのファルボイスが際立つ大人の色気が滲み出る溢れた楽曲。
Liam Payne-Familiar
コロンビア出身のレゲトン、ラテン・ポップ・シンガーであるjバルヴィンの起用によって1Dの頃には魅せなかった“ラテン・サウンド”を取り入れた1曲。今では、クラブでかからない日がないjバルヴィンのナンバーだが、本楽曲はいち早く流行を取り入れたサウンドで、今もラテンサウンドを取り入れた楽曲として多くのDJに愛されクラブシーンで使われている。尚、「ファミリア―」は、「もっと君のことを知りたい、近づきたい」と、思いを寄せる女性に対する男性の心情を歌った楽曲。
Liam Payne-Get Low
安定感のある歌唱力と主張しすぎないファルセットを得意とするリアムは、R&BやHIPHOP、レゲエだけでなく、EDMを取り入れたクラブ向けの楽曲でもリアムの魅力を存分に発揮している。Zeddとのコラボ楽曲「Get Low」は、リアムの色気を活かしたミッドテンポのダンスナンバーで、重みのあるキックと絡みつくベースが特徴でEDM的な盛り上げ方とは異なり、病みつきになるようなループ感が魅力の楽曲。尚ゼットは本楽曲はドレイクの楽曲にインスパイアされたサウンドだと語っている
Liam Payne-Live Forever With Cheat Codes
I was always gonna live fast, die young
Slow down when you came along, yeah
Burn bright, burn out
But now you make me wanna live forever
All that runnin’, gonna give it up for you
Nothing ever get me high like you do
Some way, somehow
You and I, we’re gonna live forever
Forever
You and I, we’re gonna live forever
参照元
リアムペインオフィシャルサイト
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