- Coke STUDIO LIVE2024 Newjeans
- CokeSTUDIOライブ2024に出演 NewJeansの聞くべき楽曲
- NewJeansとは??
- 幅広い年齢層に刺さるNewJeansのサウンド
- NewJeansの来日予習ガイド;聞くべき楽曲
- NewJeans-Attention:デビューEPからの代表曲
- NewJeans-NewJeans:スタイリッシュなニュージンズのメタ的楽曲
- NewJeans-Ditto:say it ditto
- NewJeans-Supernatural:日本デビュー曲として親しみやすい懐かしさを取り入れたサウンド
- NewJeans-Bubble Gum:イージーリスニングとシティーポップのフュージョン
- 最後に、
Coke STUDIO LIVE2024 Newjeans
CokeSTUDIOライブ2024に出演 NewJeansの聞くべき楽曲
NewJeansとは??
K-POP第4世代が盛り上がる中、彗星のごとく現れたNewJeans/ニュージーンズ。昨年のサマーソニック2023ではメインステージであるマリンステージに抜擢され、若年層から高年齢まで幅広い年齢層によってスタジアムを埋め尽くしシーンに大きな印象を与えた。
*NewJeans待ちによる熱中症患者が多く出るなど、サマソニ側の熱中症対策に対しての不充分な対応に対して問題視されるなメディアに大きな話題を呼んだ。
また、デビューからわずか1年11カ月と最短期間で東京ドームの舞台に立った最速記録を達成。その勢いのまま、昨年度開催されたCokeStudio Live 2023続いて2年連続CokeStudio Live 2024にも両日参加が決定。
シティーポップを彷彿とさせるレトロでノスタルジックな音色が印象的なNewJeans。これまでのK-popシーンではなかなかお目にかからなかった新鮮さや懐かしさから唯一無二の存在感を放っている。
また、ファッション面においても『Y2K(2000年代初頭)』や『80s〜90s』ファッションを取り入れることによってファッションアイコンとして地位を確立し支持を集めている。
*グループ名の由来は、「新しい遺伝子(New Genes)」と「いつ着ても飽きないジーンズのように、時代を象徴する存在になる」という意味が込められている

幅広い年齢層に刺さるNewJeansのサウンド
ニュージーンズの楽曲は、2000年代リバイバルによるダンスミュージックを主軸に、90年代~2000年代のR&Bやニュージャックスウィング、シティーポップ、ジャージークラブ、そしてイージーリスニングといったさまざまな要素をミックスしている。
ゆるやかでメロウなグルーヴや、アップテンポなビートに心地よいR&B調のサウンドが特徴で、メロディーは耳に残りやすく、一度聴いたら口ずさみたくなるキャッチーさが若年層から中年層から支持される人気の秘密であろう。
*懐かしさを感じさせるサウンドに新しいエッセンスを加えた彼女たちの音楽は、若年層だけではなく中年層にも刺さる楽曲になっており、ネット上では「ニュージーンズおじさん」というミームが流行するほどそのサウンドは幅広い世代に響いている。
NewJeansの来日予習ガイド;聞くべき楽曲
NewJeans-Attention:デビューEPからの代表曲
『Attention』は、80年代のR&BとモダンなK-POPサウンドが融合した楽曲。冒頭のエスニックなループと高揚感のあるパッドの響きが印象的な楽曲。
シンプルでキャッチーなメロディラインとグルーヴ感が楽曲を際立たせ、デビュー当初から一目置く存在としてファンの心を掴んだ。「Attention」というタイトルの通り一聴でリスナーのアテンションを引く惹くキャッチーなナンバーに仕上がっている。
NewJeans-NewJeans:スタイリッシュなニュージンズのメタ的楽曲
セルフタイトル『NewJeans』は、ブレイクビーツからブリティッシュ・ガレージまで幅広いエレクトロニック・サウンドとメンバーの爽やかなボーカルが引き立つトラック。スタイリッシュでニュージンズのメタ的要素を含むセルフタイトル楽曲。
また、本楽曲のミュージックビデオでは、ミンジ、ハンニ、ダニエル、ヘリン、ヘインがアニメキャラに変身し、パワーパフガールズの世界に入り込むシーンが描かれているのも話題を呼ぶ。
NewJeans-Ditto:say it ditto
NewJeansの魅力が詰まった楽曲で、DittoをきっかけにNewJeansを好きになった方も多いのではないだろうか?幻想的なイントロとヘインの切なげなハミングから始まる「Ditto」は、メンバーの透明感ある歌声や、ボルチモア・クラブとジャージー・クラブのリズムを取り入れたサウンド、そしてサビでのファルセットが合わさり、NewJeansらしい幻想的で儚い雰囲気を作り出している。
また、タイトルの「Ditto」はラテン語で「私も同じく」を意味し、歌詞にもそのテーマが込められており。「say it ditto」というフレーズを軸に、メッセージを伝えつつ、キャッチーな韻を楽しめる点も人気の要因となっている。
また、合いの手の入れやすさも愛される理由の一つとなっておりライブセットのハイライトの一つになっているので事前予習として歌詞を頭に入れておくとよりライブをより楽しめるだろう。
NewJeans-Supernatural:日本デビュー曲として親しみやすい懐かしさを取り入れたサウンド
日本デビューシングル「Supernatural」は、1980年代後半から90年代の間に大流行したジャンル『NewJackSwing/ニュージャックスウィング』を取り入れた楽曲。
また、本楽曲は日本のリスナーにも親しみやすい楽曲に仕上がっている点も話題を呼び、SMAPやSPEEDを思わせるようなノスタルジックなNewJackSwing的サウンドに仕上がっているので日本のリスナーにも馴染みやすく日本デビュー曲としてこのうえないナンバーである。
*ニュージャックスウィング
1980年代後半から1990年代初頭にかけてUS(アメリカ)筆頭に流行したジャンルの一つ。R&Bとヒップホップを融合させたスタイルで、ダンスカルチャーを筆頭にクラブミュージックやストリートカルチャーにおいて影響を与えた、
ローランドのTR-808やTR-909といったドラムマシンの響きやシンセサイザーを駆使したカラフルなサウンドメイクも特徴的サウンドの派手さと都会的な雰囲気が魅力。ニュージャックスウィングの先駆者として挙げられるのがテディーライリー、ボビーブラウン、ハイファイブ、そしてジャネットジャクソンなどが代表アーティストとして挙げられ最近ではブルーノマーズが『Finesse』で取り入れてるなどとしてグラブシーンにおいて注目を集めている。
NewJeans-Bubble Gum:イージーリスニングとシティーポップのフュージョン
NewJeansを好きになるきっかけとなった楽曲でNewJeansの楽曲で一番のおすすめナンバーだ。2024年最大のヒットナンバーと言えるサブリナ・カーペンターの「Espresso」に通じるキャッチーなメロディやシティーポップを引用したサウンドが印象的だ。
楽曲の構成としては裏拍を外しながら動くベースライン、ゆったりとしたパットの音色とリズミカルなギターのカッティング、明るく響くフルートのフレーズ、そしてリファレンスとしてShakatakの『Easier Said Than Done』を参照したサビのリズム、これらが見事に絡み合い一聴で虜になってしまうほどの素晴らしい仕上がりになっている
最後に、
今回紹介した楽曲以外にも、『ASAP』や『RightNow』なども楽曲としての完成度が非常に高く、楽曲構成や音の使い方、グルーブ感などが際立っている。NewJeansの楽曲は全トラックメーカーにとって、楽曲制作のアイデアの宝庫と断言できるだろう。
最後になるが、NewJeansはその音楽性やファンの熱狂ぶりから、初期のビートルズと比較されるほどアーティスティックでクリエイティブな存在として注目されている。今後も見逃せないアーティストと言えるだろう。ともかくCoke STUDIO LIVE2024が楽しみだ。

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