The Weeknd、日本公演で新曲「Tokyo」を披露!エヴァ『残酷な天使のテーゼ』をサンプリング

The Weeknd(ザ・ウィークエンド)が、2026年来日公演でまさかの新曲を初披露!
9月19日・20日に埼玉・ベルーナドームで開催された「After Hours Til Dawn Tour」日本公演で披露されたのは、「Tokyo」と呼ばれる未発表の新曲だ。
しかも楽曲には『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」の要素を取り入れ、映像では『エヴァンゲリオン』と『NieR:Automata』が融合。The Weekndの日本愛が爆発した、今回の来日を象徴するサプライズとなった。
The Weekndの新曲「Tokyo」とは?
まず現時点で分かっている情報を整理しよう。
新曲は2026年9月19日のベルーナドーム公演でライブ初披露され、翌20日にも披露された未発表曲。
日本の公式レーベルであるユニバーサル ミュージックは、この楽曲を「Tokyo」と題した新曲と紹介している。

The Weeknd、新曲「Tokyo」の元ネタは「残酷な天使のテーゼ」

最大の特徴が、日本を代表するアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』との融合だ。
新曲「Tokyo」には、同作のオープニングテーマとして知られる高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」の要素が取り入れられている。
世界的ポップスターが日本公演で新曲を初披露し、その楽曲がエヴァンゲリオンとつながっている。この時点ですでに異例の展開だった。
エヴァ×ニーア!映像を手掛けたのはヨコオタロウ

さらに衝撃的だったのが、巨大スクリーンに映し出された映像。
『新世紀エヴァンゲリオン』とゲーム『NieR:Automata』の世界をマッシュアップしたような映像が展開され、そのビジュアル演出を手掛けたのは『NieR』シリーズで知られるヨコオタロウだった。
The Weeknd自身も公演後、この演出について「YOKO TARO ft. YOKO TAKAHASHI」とクレジットしている。
初日には高橋洋子本人がサプライズ登場!
そして9月19日の初日公演では、さらにとんでもないサプライズが待っていた。
高橋洋子本人がベルーナドームのステージへ登場。
新曲の披露から、そのまま「残酷な天使のテーゼ」を歌唱するというまさかの展開となり、The Weekndもステージ後方からパフォーマンスを楽しむ姿を見せた。
The Weekndはなぜここまで日本が好きなのか?
今回だけを見ると突然の日本コラボレーションにも見えるが、The Weekndと日本の関係はかなり長い。
デビュー初期から日本文化を自身の作品へ取り入れ、その後もアニメ、ゲーム、ファッション、シティポップなど、日本から受けた影響をさまざまな形で表現してきた。
2026年には天野喜孝とのコラボレーションも実現しており、The Weeknd自身、10代の頃から『ファイナルファンタジー』『吸血鬼ハンターD』『天使のたまご』など天野の作品に影響を受けてきたことを明かしている。
ザ・ウィークエンド、日本愛を象徴するの名曲「Out of Time」

The Weekndと日本音楽の関係を語るうえで外せないのが「Out of Time」だ。
2022年のアルバム『Dawn FM』に収録された同曲では、亜蘭知子が1983年に発表した「Midnight Pretenders」をサンプリング。
The Weekndは2012年に日本を訪れた際にこの曲と出会い、すぐにサンプリングしたいと考えていたことが、亜蘭知子本人のコメントによって明らかになっている。
2026年には亜蘭知子本人との「Out Of Time」が実現
そして今回の来日を前に、さらに凄いことが起きた。
2026年8月28日、「Out Of Time with Tomoko Aran」が正式リリース。
サンプリングという形でつながっていた二人が実際にスタジオで再会し、今度は亜蘭知子本人の歌声を加えた新バージョンが完成した。
「Tokyo」から「Out of Time」へ続く日本愛溢れるセット

今回の日本公演では、新曲「Tokyo」の後に「Out of Time」が披露された。
エヴァンゲリオンから日本のシティポップへ。
The Weekndが影響を受けてきた日本文化を、自身の音楽を通してつないでいくような流れになっていたのが非常に面白い。
The Weeknd 新曲のタイトルは「Tokyo」?それとも「Eva」?
ここで少し気になるのが、新曲の正式タイトルだ。
日本のユニバーサル ミュージックによるオフィシャルレポートでは、はっきりと「Tokyo」と題した未発表曲と紹介されている。NMEなど一部海外メディアも「Tokyo」と報じている。
一方、セットリスト情報などではライブ初披露以前に「Eva」と呼ばれていた形跡もあり、海外媒体の中には現時点で「正式タイトルは未発表」としているものもある。
そのため現段階では、日本公式で使われている「Tokyo」が最も有力だが、正式配信時のタイトルは改めて確認したいところだ。

The Weeknd、新曲「Tokyo」はいつリリースされる?

そして最大の疑問がこれだ。
「Tokyo」は正式リリースされるのか?
9月21日時点で、The Weeknd側から新曲の配信日やリリース形態は発表されていない。Pitchforkもタイトルと公式リリース日は未発表としている。
ライブ限定の楽曲なのか、次なるプロジェクトにつながる新曲なのか。現時点ではまだ分からない。
『Hurry Up Tomorrow』後の新曲という意味
ここもかなり重要だ。
The Weekndは2025年に『Hurry Up Tomorrow』を発表し、『After Hours』『Dawn FM』から続いた三部作を完結させまた、the weeknd名義での楽曲リリースは最後になる発言し話題となった
つまり「Tokyo」が正式リリースされれば、三部作完結後のThe Weekndがどこへ向かうのかを示す、新しいフェーズの楽曲になる可能性がある。
日本公演だけのサプライズで終わるのか。それとも次のThe Weekndがここから始まるのか。今後の動きにも注目したい。
ぜひ今回の映像をそのままMVにしてほしい
個人的に期待したいのがミュージックビデオだ。

『エヴァンゲリオン』×『NieR:Automata』×ヨコオタロウ×The Weeknd。
ベルーナドームの巨大スクリーンで展開された映像は、一度きりのライブ演出で終わらせるにはあまりにも贅沢だった。
もし「Tokyo」が正式リリースされるのであれば、ぜひ今回の映像をベースにしたMVも公開してほしい。

新曲「Tokyo」はThe Weekndの日本愛の集大成?
亜蘭知子、天野喜孝、エヴァンゲリオン、高橋洋子、そしてヨコオタロウ。
ここまで振り返ると、新曲「Tokyo」は突然生まれた日本モチーフの楽曲ではなく、The Weekndが長年築いてきた日本との関係がひとつの作品になったようにも感じる。
日本公演で世界初披露された未発表曲が、今後正式リリースされるのか。
そして正式タイトルは本当に「Tokyo」になるのか。
The Weekndと日本の物語は、今回のベルーナドーム公演で終わるどころか、新しい章へ入ったのかもしれない。



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