The1975のマット・ヒーリー、Dijion(ディジョン)のロサンゼルス公演にサプライズ出演 ─ 新作コラボの予兆か?
マット・ヒーリー&マッギー、ロサンゼルスでのディジョン公演に登場
The1975のフロントマン マット・ヒーリー が、シンガー・ソングライター ディジョンのロサンゼルス公演にサプライズ出演したことが明らかになった。
同公演にはザ・1975のメンバーであるジョージ・ダニエル(通称マッギー) も登場しており、現地ファンの間では大きな話題を呼んでいる。
この共演をきっかけにSNSでは、「マットとマッギーがディジョンのライブに登場したなんて信じられない!」「次のザ・1975のアルバムでディジョンとコラボするのでは?」といった投稿が相次いでいる。
実際、両者の共演は今後の新作リリースや音楽的コラボレーションを示唆するものとして注目を集めている。

The1975、活動休止中でも新作制作は進行中
The1975は、2024年3月に終了した「スティル…アット・ゼア・ヴェリー・ベスト(Still… At Their Very Best)」ツアーのあと、“無期限の活動休止” を発表していた。
それでもファンの間では、次なる動きを期待する声が止まらない。
マネージャーの ジェイミー・オーボーン は、2022年の名作『外国語での言葉遊び(Being Funny in a Foreign Language)』に続く新作について次のようにコメントしている。
「今はレコードを作っているところだ。いつ出るかはわからないけど、確実に制作は進んでいる。」
さらに「既に桁外れの作品になっている」と語り、「The1975は時間をかける権利を得た。世界で聴かれるにふさわしい音楽を作っている」と続けた。
マット・ヒーリーとマッギーのディジョン公演への出演は、この新作の一部である可能性もありそうだ。

Dijion(ディジョン)とは、ポップスの文脈を更新する変革者
共演相手となったDijion は、今最も注目される新世代のシンガー・ソングライターのひとりだ。彼はローファイ・ソウルやインディー・ポップ、R&Bの要素を自由に行き来するサウンドで知られ、ジャスティン・ビーバーやフィービー・ブリジャーズ など多くのアーティストからも支持を集めておりジャスティンの新譜でもコラボを果たしている。
今年8月にリリースされた最新作『Baby』は、ポップスの“親密さ”を再定義する傑作として高い評価を獲得。
柔らかな歌声とライブ・パフォーマンスで見せる即興的な感情表現は、マット・ヒーリーのアーティスティックな感性と通じるものがあり、今回の共演は必然だったとも言える。
The1975、2025年の動きはグラストンベリーのみ。。新譜発表への期待高まる
The1975は、2025年のグラストンベリー・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが発表されており、それが2025年では唯一のライブ出演になるとも報じられている。
そのため、今回のディジョン公演での登場は「休止期間中のリハーサル的な試み」あるいは「次章への布石」と考えている人も多いようだ。
「アルバムの準備が整ったサインかもしれない」
「ディジョンとの共演は次のサウンドの方向性を示している」
といったコメントがSNS上で拡散されており、次期アルバムへの期待が一気に高まっている。

終わりに:ディジョン×The1975、コラボレーションについて
ディジョンの情緒的な音世界と、マット・ヒーリー率いるThe1975の知的で感傷的なファッショナブルなポップ・サウンド。この二つの個性が交わることで、2020年代のインディー・シーンは新たなフェーズに突入しようとしている。
今回のサプライズ共演は、単なる一夜の出来事ではなく、次なる音楽的革命の“予告編”なのかもしれない。The1975が創り出す新しい時代の幕開けを、今後も注視していきたい。




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