Toy Story 5を見た!2026年のアニメ映画を象徴する傑作

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『Toy Story 5』感想&レビュー|『Toy Story 3』に並ぶ傑作、涙腺を崩壊させる新たな物語

『Toy Story 5』感想&レビュー|『Toy Story 3』に並ぶ傑作、涙腺を崩壊させる新たな物語
デジタルとおもちゃの共存の道とは??
『トイ・ストーリー 5』は、間違えなく『トイ・ストーリー3』に並ぶ傑作だ。

 

劇場では、両隣から涙をすする音が聞こえてきたのが印象的だったが、その反応は劇場内だけにとどまらず、ネット上でも高評価の声が多く見られる。

何より『トイ・ストーリー3』と同じ展開で泣かせるのではなく、今回は現代が掲げる問題を取り上げつつまったく違う角度から涙腺を揺さぶってくるあたりが、さすがディズニー作品だと感じた。

TOY STORY 5の主人公はウッディではなくジェシー

『Toy Story 5』で特に良かったのは、主人公がウッディではなくジェシーになっている点だ。

これまで物語の中心にいたウッディからバトンを受け取り、今回はジェシーの過去と現在、そして前に進む姿が丁寧に描かれる。

主役が変わっても、作品における“相棒”の立ち位置がバズのままなのも素晴らしい。

TOY STORY 5の見どころ、おもちゃだけでなく人間側の物語の描写にも注目


ポテトヘッドやハムなど、お馴染みのキャラクターの出番が少なくなった点は少し寂しい。

その一方で、ボニーや家族、ブレイズといった人間側の物語がより深く描かれている。

おもちゃの冒険だけでなく、子どもが抱える悩みや家族との関係まで踏み込んでいる点が、今作の大きな見どころだ。

TOY STORY5 感動ポイント1|おもちゃとデジタルが協力する展開

今作でまず心を動かされたのは、おもちゃとデジタルデバイスであるリリーパッドが協力し、ボニーの悩みを解決していくところだ。

ボニーが抱えている問題は、友達を作ること。

おもちゃとデジタルという一見対立しそうな存在が、ボニーのために力を合わせる展開は非常に感動的だったし、おもちゃがきっかけとなり、持ち主であるボニーが抱えていた悩みを解決していく展開は、まさしく『Toy Story』そのものだった。

デジタル時代を描きながらも、最後に人の心を動かすきっかけが“思入れのあるおもちゃ”であるところに、このシリーズらしさが詰まっていた。

TOY STORY5 感動ポイント2|“デジタルが悪”ではないメッセージ

『Toy Story 5』は、デジタルを悪者として描く作品ではない。

この手の物語にありがちな「デジタルはダメ、古いものが良い」という単純な話ではなく、「デジタルもおもちゃも、どちらにも良さがある」という描き方になっている。

リリーパッドもジェシーも、最終的にはボニーのことを第一に考えて行動している点がとても良い。

TOY STORY5 感動ポイント3|ジェシーの過去を恨まず前に進む姿に感動

ジェシーの魅力は、その健気な姿。過去を恨むのではなく、前に進み続ける姿だ。

最初の持ち主が母親になり、ジェシーとの思い出がきっかけで、自分の子どもにジェシーの名前をつける流れは感動的だった。

TOY STORY5 感動ポイント4|ボニーと母の関係にも涙

ボニーが悩みを打ち明けたときの母親の対応も、今作の大きな感動ポイントだ。

子どもを責めるのではなく、まず味方であることを示す姿がとても印象的だった。

『Toy Story 5』は、おもちゃの物語でありながら、親子の関係や子どもの心の守り方にも踏み込んだ作品になっている。

50体のバズ軍団が作品の魅力を大きく支えている


今作のもう一組の主人公は、50体のバズ軍団だ。

正直、大きく掘り下げられるわけではないが、この映画の面白さの多くを担っていると言ってもいい。

50体のハイテク最新verバズたちが自分をおもちゃとして認識していく描写や、アップデートによって空を飛ぶ名シーン、ザーグ関連の小ネタなど、過去作ファンにはたまらない場面が詰まっている。

TOY STORY 5のハイライト 50体の最新型バズがおもちゃの使命に目覚める場面にも注目

本映画のサイドストーリーとして展開されるハイテクの50体バズ軍団の行末にも注目だ。

自分をおもちゃとして認識していなかった50体バズ軍団が、子どもに遊ばれることで“おもちゃとしての使命”に目覚めたような表情を見せる場面はまさに本映画のハイライトの一つ。

このシーンは、『トイ・ストーリー』シリーズがずっと描いてきた「おもちゃにとっての幸せ」を改めて感じさせてくれる。

大きな説明がなくても、その表情だけで胸に迫るものがあった。

TOY STORY 5の真のヴィランは?リリーパッドは本当のヴィランではない

まず、リリーパッドはヴィランとして描かれていない。

リリーパッドは終始ボニーのことを考え、ボニーにとって最善だと思う行動を取っている。

物語の中盤では、自分がボニーに悪影響を与えていると知り、自ら離れること道を取っている。では、本作のヴィランは誰なのか?それはデバイスを悪い方向で使用した人間達だろう。

おもちゃでもなくおもちゃを脅かす存在のデバイス達ではなく、デバイスを使った人間達(お泊まり会の三人の子供達)がボニーを傷つけたことが本作の肝に感じた。

本当の問題はデバイスではなく使う人間にある

今作が伝えているのは、「デバイスやSNSが悪い」という単純なメッセージではない。

問題なのは、デジタルそのものではなく、それをどう扱うかだ。

リリーパッドの過ちを通して、現代の子どもたちにとって大きな問題であるネットいじめにも触れながら、デジタルとの向き合い方を丁寧に描いている。

過去作オマージュも見どころ満載

『Toy Story 5』には、過去シリーズのネタも随所に散りばめられている。

バージョンアップしたバズが空を飛ぶ場面は、シリーズ1作目の名シーンを思わせる演出だ。

さらに、ザーグがバズの父親であるというネタを50体のバズ軍団が知り、「ザーグはパパなんだ」と動揺する場面など、シリーズファンが思わず笑ってしまう小ネタも楽しめる。

テイラーの新曲もバッチリハマっている?エンドロールまで見逃せない

本編が終わったからといって帰ったはだめ。TOY STORY 5のエンドロールも見どころ満載。

これまでのシリーズでお馴染みだったNG集ではなく、ボニーとブレイズが友情を築いていくアフターストーリーが描かれる。

さらに、主題歌となったテイラー・スウィフトの新曲が作品の余韻にぴったり合っており、最後まで感動を引き延ばしてくれる。

『Toy Story 5』が伝えたかったメッセージ


『Toy Story 5』が伝えたかったのは、デジタルとオフラインの共存だと思う。

新しい技術を否定するのではなく、おもちゃもデジタルも、それぞれの良さを活かせば素敵な未来につながる。大事なのは使い方。

そして最後にボニーの願いを叶え、新しい絆を作るきっかけがおもちゃであるところに、『トイ・ストーリー』らしさがしっかり残っていた。

『Toy Story 5』は全国民に観てほしい傑作

『Toy Story 5』は、シリーズの伝統を守りながら、現代的なテーマにも踏み込んだ傑作だった。

ジェシーを主人公にしたことで物語に新鮮さが生まれ、リリーパッドとの関係によって、デジタル時代の子どもたちに必要なメッセージも描かれている。

『トイ・ストーリー3』に並ぶ感動作であり、シリーズファンはもちろん、今を生きるすべての人に観てほしい映画だ。

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