フジロック2024で来日!!期待の超新星Us|アス が鳴らすガレージ・ロックリバイバル

Disc Review

Us|アス

アンダーグラウンド ルネッサンス

Us UNDERGROUND RENAISSANCE|DJPLUM adventure times

フジロック2024にて初来日が実現!

ガレージロックの超新星Us|アス

フジロック2024の見逃せない新人アクトの一人は、Usで決定だろう。そんな彼らのデビューアルバム『UNDERGROUND RENAISSANCE』は、ザ・リバティーンズのスタジオ、ジ・アルビオン・ルームズ(The Albion Rooms)でなんと1日で全曲レコーディングされたという。収録楽曲はボーナスを除いて全10曲、尺は31:15分と非常に生き急いだようなデビューアルバムである。そんな生き急いだデビューアルバムだが、とても1日でレコーディングを済ませたとは思えないほど一曲一曲のクオリティーが非常に高い。

例えば、ロックンロール・リバイバル、ガレージ・ロックを具現化した楽曲でリードシングルである『Night Time』や『Paisley Underground』、アルバムラストトラック『While You Danced』、そしてボーナストラックである『Black Sheep』などのサウンドを聴けば、掴みはOK。。また、『Hop On A Cloud』『carry your bag』などの楽曲は、持ち前のガレージロックのテイストの古き良きブリティッシュポップのサウンドに仕上がっており非常にキャッチーで聴きやすい楽曲になっている。

アルバムに収録されているどの楽曲も素晴らしいのだが、特に『Just My Situation』については初期のオアシスを彷彿とさせるサウンドで透明感と伸びがあるボーカルの美しさは、リアムギャラガーに通じるものを感じる。また、Usのビートにおける聞き所としては、疾走感溢れるロックンロール・リバイバルなバンドサウンドとパン・ヒルヴォネンによる哀愁を感じるハーモニカサウンドであろう。ドラムやノイジーなギターサウンドを引き立てるようになるハーモニカは、バンドサウンドの深みをより一層深めている。

デビューアルバム『UNDERGROUND RENAISSANCE』の総評として

疾走感で満ち溢れているサウンドと抑揚がある楽曲の並びで全体を通して聴きやすい仕上がりになっている。楽曲数が少ないながらも捨て曲がないという点も評価が高い

最後に、Us|アスを知ったきっかけは

FUJIROCK2024の最終日の出演アーティストでNoel Gallagher推しの父に気に入ってもらえるようなバンドを血眼になって探していたのがきっかけだ。すでにレッドマーキー出演のRide|ライドは気に入ってもらえたので、おそらく、Us|アスも、いや間違えなく好きになってもらえるだろう。

だって彼らはロックンロール・リバイバル、ガレージ・ロック、ザ・ドアーズ、モーターヘッド、オアシス、ザ・リバティーンズ、アークティック・モンキーズこれらのワードが好きなら、絶対好みのサウンドだから。

Us|アス おすすめの楽曲

1. Night Time | ナイト・タイム

3. Hop On A Cloud | ホップ・オン・ア・クラウド

8. Carry Your Bag | キャリー・ユア・バッグ

11. Black Sheep | ブラック・シープ

Us|UNDERGROUND RENAISSANCE

1. Night Time | ナイト・タイム
2. Snowball Season | スノーボール・シーズン
3. Hop On A Cloud | ホップ・オン・ア・クラウド
4. Paisley Underground | ペイズリー・アンダーグラウンド
5. Just My Situation | ジャスト・マイ・シチュエーション
6. In & Out My Head | イン・アンド・アウト・マイ・ヘッド
7. Citroen Blues | シトロエン・ブルース
8. Carry Your Bag | キャリー・ユア・バッグ
9. Don’t Call The Cavalry | ドント・コール・ザ・キャバルリー
10. While You Danced | ホワイル・ユー・ダンスド
日本盤ボーナス・トラック
11. Black Sheep | ブラック・シープ


フジロック2024 Us band finland

参照元
フジロックオフィシャルサイト

 

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