『テレビの中に入りたい』A24最新作が9月公開決定 ─ フィービー・ブリジャーズ&リンプ・ビズキットも登場
90年代の郊外に閉じ込められた魂を描く、メランコリック・スリラーが日本上陸
A24製作の話題作『テレビの中に入りたい(原題:I Saw the TV Glow)』が、2025年9月26日より日本で劇場公開されることが決定した。
本作は、第74回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品された注目作で、批評家からは「唯一無二の傑作」「リンチ的」「変幻自在の不穏さ」と絶賛されている。

監督・脚本は『ロングレッグス』で注目されたオズグッド・パーキンス。製作には、『ソウ』シリーズや『M3GAN/ミーガン』のジェームズ・ワンが名を連ね、独特な世界観とスリルが見事に融合したA24らしい1本に仕上がっている。

I Saw the TV Glow あらすじ:“テレビの中”こそが、僕らの本当の居場所だった
舞台は1990年代のアメリカ郊外。無気力な日々を送るティーンのオーウェンにとって、深夜に放送される謎のテレビ番組「ピンク・オペーク」だけが救いだった。
同じ番組の熱狂的なファンであるマディと出会い、二人は番組のキャラクターに自分自身を投影しながら逃避的な世界に没入していく。しかし、ある日マディは忽然と姿を消し、オーウェンは一人現実と幻想のあいだで揺れ動く。
「本当の僕は、どこにいる?」
というラストのキャッチコピーが示すように、本作はアイデンティティの喪失と再構築を描いた、静かで切実なホラーでもある。

映画『テレビの中に入りたい』キャスト情報:リンプ・ビズキット×フィービー・ブリジャーズなど意外な共演もあり
キャストには、『名探偵ピカチュウ』やNetflixドラマ『ゲットダウン』の主演で知られるジャスティス・スミスを起用。さらに音楽ファンにはたまらない情報として、リンプ・ビズキットのフレッド・ダーストとフィービー・ブリジャーズが出演しているのも大きな話題だ。
予告編には、ロサンゼルスのオルタナアーティストyeuleの「Anthems For A Seventeen Year-Old Girl」が起用されており、A24らしいサウンドセレクトも健在。
90年代のノスタルジーと現代のエモーションが交差する、音楽と映像のシンクロニシティを堪能できるだろう。
予告編ににじむ “テレビの中に入りたい”という強烈な欲望
予告編では、幻想的な「ピンク・オペーク」の映像とともに、燃え上がるブラウン管テレビ、耳鳴りのような轟音、オーウェンの叫びが連なる。
『ラストナイト・イン・ソーホー』を彷彿とさせる世界観-夢と現実、自己と他者、存在と虚構。その境界線が崩れ落ちていくような映像美が、本作の魅力をさらに加速させる。
『テレビの中に入りたい』作品情報
原題:I Saw the TV Glow
邦題:テレビの中に入りたい
監督・脚本:オズグッド・パーキンス
製作:ジェームズ・ワン
出演:ジャスティス・スミス、ブリジット・ランディ=ペイン、フレッド・ダースト(リンプ・ビズキッド)、フィービー・ブリジャーズほか
日本公開日:2025年9月26日(金)全国公開
“自分を見失った世代”に贈る、A24からの黙示録
社会や家族に違和感を抱えながら“自分の輪郭”を探し続ける若者たちの姿は、90年代に限らず今を生きるすべてのティーン、そしてかつて90年代を生きたティーンに深く刺さるはずだ。また、本作『ラストナイト・イン・ソーホー』や『バニラスカイ』の設定を想起させ、現実と幻想の境界があいまいになり観る者の感覚を揺さぶる。。そんな作品が好きな方には刺さる仕上がりになっている。A24らしい耽美的でシュールな映像美と音楽の融合、そして孤独という普遍的なテーマが交差する傑作になる予感がする。

A24作品-『テレビの中に入りたい』ホームページはこちら
https://a24films.com/films/i-saw-the-tv-glow






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