SWV、2025年の来日公演レポート ─ 90年代の名曲たちが現代に蘇る夜
90年代R&Bを代表する女性ボーカル・グループ、SWV(シスターズ・ウィズ・ヴォイシズ)が、ボーイズIIメンの7年ぶりジャパンツアーのスペシャルゲストとして登場。贅沢すぎる“前座”として40〜50分のセットでステージに登場した彼女たちは、短いセットながら90年代の名曲の数々を惜しみなく披露し、オーディエンスを青春時代へと引き戻し次に控えるBOYZ II MENにバトンタッチ
未だ衰えないメンバーの圧倒的な歌唱力と色褪せない名曲に感銘を受けるセットだった。

オープニングから圧巻のヒット曲ラッシュ
オープニングは華やかに「Can We」で幕開け。続いて、「I’m So Into You」「Right Here(human nature remix)」「You’re the One」「You Are Always on My Mind」をメドレー形式ショートミックスで畳みかけるように披露。特筆すべきは、3曲目に「Right Here」が披露され、それもショートバージョンという意外な構成には驚かされたが、それも納得の濃密なパフォーマンスだった。
ミッドセクションからは感情のうねりが直撃
前半がメドレー形式だったのに対し、「Use Your Heart」以降はフルバージョンでの披露に切り替わり、SWVの歌唱力が一層際立つ90年代R&Bのステージへと深化していく。
Use Your Heart
ケンドリック・ラマーの新曲『heart pt. 6』でサンプリングされ、旬でHOTなナンバー。原曲とは違ったバンド色の強いアレンジが印象的で未だ衰えないグループの底力を感じさせるパフォーマンスであった。
Rain
シンプルなアレンジにより、SWVの豊かなハーモニーが際立った名バラード。雨の環境音が楽曲の情感とメンバーの歌声をより引き立て、オーディエンスを感情の渦に包み込んだ。
Weak
90年代を象徴する名曲は、今回のセットにおいて一番の見せ場で披露されもちろん90年代R&Bファンにとっては最大のハイライトになる瞬間であった。ノスタルジックなエレピの響きとコーラスがオーディエンスの青春という名の記憶と感情を揺さぶり、感動的な余韻を残してラスト曲Anythingで幕を閉じた。
Boyz II Men 2025年来日公演 ライブレポート

SWV 2025年来日公演 セットリスト
・Can We
・I’m So Into You
・Right Here(Human Nature Remix)
・You’re the One
・Use Your Heart
・Rain
・it’s About Time
・Weak
・Anything
最後に、90年代を象徴する女性ボーカルR&BグループSWV。もっと観たいそんなパフォーマンスであった
今回はスペシャルゲスト枠ということで短めのセットではあったが、名曲尽くしのセットリストにダレる瞬間もなく、むしろ「もっと聴きたい」と強く感じさせる内容だった。ボーイズIIメンとの黄金コンビで送るこのツアーは、まさに90年代R&Bの真髄を味わえる夢のようなひとときだったと言える。




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