グリーン・デイ、スーパーボウルのオープニング・セレモニー
たった5分、だが忘れ難い“もう一つのハーフタイムショー”だった
グリーン・デイが出演したスーパーボウルのオープニング・セレモニーのパフォーマンス映像が公開された。持ち時間はわずか約5分。それでも、この短さだからこそ際立った、強烈で印象深いステージだった。

グリーン・デイ、ハーフタイムとは別軸で刻まれた存在感
スーパーボウルといえば、どうしてもハーフタイム・ショーが注目されがちだ。
だが今回のグリーン・デイのオープニング・パフォーマンスは、
「もう一つのハーフタイムショー」と呼びたくなる完成度だった。
余計な演出は一切なし。ただバンドが立ち、音を鳴らし、言葉を叩きつける。
それだけでスタジアムの空気を一変させる力があった。
政治的メッセージを“演奏外”で放つグリーン・デイ
今回のスーパーボウル本番のステージでは、直接的な政治的言及はなかった。
しかし、彼らが沈黙していたわけではない。
現地時間2月6日、サンフランシスコのピア29で行われたウォーミングアップ公演にて、
会場にいたアメリカ移民関税執行局(ICE)の捜査官に対し、
「そんなひどい仕事は辞めてくれ」
と語りかけていたことが報じられている。

グリーン・デイとドナルド・トランプの角質
グリーン・デイはこれまでも、
ドナルド・トランプ政権を批判してきたバンドとして知られている。
昨年9月には、ビリー・ジョー・アームストロングが
オハナ・フェスティバルのステージ上でトランプ大統領を揶揄し、
エプスタイン文書に触れたジョークを放ったことも話題になった。
そんな背景もあり、トランプ大統領は今年のスーパーボウルについて、
「バッド・バニーとグリーン・デイはひどいチョイスだ」
と発言し、試合を観戦しないと語っている。
グリーン・デイ スーパーボウル オープニング・セレモニー 動画
グリーン・デイ スーパーボウル オープニング・セレモニー セットリスト
短時間ながら、隙がない攻めたセットだった。
Green Day Super Bowl LX Opening Performance Setlist
“Good Riddance (Time of Your Life)”
“Holiday”
“Boulevard of Broken Dreams”
“American Idiot”
キャリアを総括するようであり、同時に今のアメリカを映す流れ。
とくにラストの「American Idiot」は、
何も言わずとも、Green Dayのすべてが詰まった一曲として強烈なインパクトを残した。



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