R&Bとポップが溶け合う一夜限りの熱狂 ─ Jake Miller 2025年来日公演ライブレビュー
音源を超えるパフォーマンス、そして何よりポップでエンタテイメント!観てよかった!
アメリカのポップスタージェイク・ミラー(Jake Miller)が一夜限りの来日を果たし、日本のステージに立った。フレッシュなエネルギーとR&Bマインドを武器に、観客の心を一気に掴んだ一夜。開始から終演までノンストップで駆け抜けたこのライブは、まさに“短くも濃密な音楽の旅”だった。

スタートから全開!あっという間に過ぎた60分
公演は予定より15分ほど遅れてのスタート。すぐ後ろにいた観客が「絶対間に合わないと思った」と安心のため息を漏らしていたのが印象的だったが、それすら微笑ましいほど、開演後は会場が一瞬でヒートアップした。
ポップでキャッチーなナンバーが次々と続き、観客は序盤から終始ノリっぱなし。原曲とは異なるバンド編成によるアレンジが施され、ライブならではのダイナミズムも際立っていた。ただ、内容が素晴らしかっただけに、Pale Wavesの時にも感じた単独ライブ1時間というセットの短さには少し寂しさを感じずにはいられなかった。
Jake Miller 2025年 来日公演 セットリストハイライト
The Girl That’s Underneath
2曲目に早々と披露された本楽曲は、ジャスティン・ティンバーレイクを想起させるR&Bフレイバーが色濃く、会場の空気を一変させたセクシーなナンバー。ライブの“起爆剤”として、抜群の存在感を放った。
A Million Ways To Miss You
2025年リリースの新曲。ジェイクの歌唱力が際立つライブアレンジで披露され、音源以上のエモーショナルなパフォーマンスに。息をのむように聴き入る瞬間があるほど美しいバラード、今後の代表曲になる予感すら感じさせた。
Ross and Rachel
アンコールの1曲目は、海外ドラマ『フレンズ』からインスパイアされたミッドテンポのラブソング。ライブではバンドサウンドにアレンジされ、ジェイクの透明感あるボーカルが映える構成に変貌。原曲を知っているファンにも新鮮に響いた名パフォーマンス。
Rumors
クライマックスを飾ったのは、やはり代表曲「Rumors」。原曲のトロピカルハウス調とは異なり、ライブではロックテイストを加えたポップアンセムとして披露され、観客を最高潮に巻き込んでフィナーレへ。“好青年ジェイク・ミラー”らしい爽やかで華やかなクロージングだった。
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短くも濃密──ジェイク・ミラー、進化と原点を魅せたライブ
ジェイク・ミラーの2025年来日公演は、ポップの輝きとR&Bの深みが交差した、鮮やかな60分だった。バンド編成ならではのアレンジ、息をのむボーカル、そしてファンとの温かい一体感──どれをとっても彼の“今”が詰まったライブだったと言える。
次回はぜひフルセットでの単独公演を期待したい。ジェイク・ミラーの音楽はまだまだ、進化を続けていく。




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