『M3GAN/ミーガン 2.0』日本の劇場公開が中止に、前作は大ヒットも、続編は興行不振で公開取りやめへ
2025年10月10日(金)に劇場公開を予定していた映画『M3GAN/ミーガン 2.0』の日本公開が中止となることが、東宝東和より正式に発表された。
大ヒット作『M3GAN/ミーガン』(2022)の続編として注目されていたが、公開直前の取りやめという異例の展開となった。

ミーガン続編が劇場公開中止が正式決定。東宝東和が発表
東宝東和は公式発表にて、「10月10日に日本劇場公開を予定しておりました『M3GAN/ミーガン 2.0』につきまして、劇場公開を中止することを決定いたしました」とコメント。中止の理由については明らかにされていないものの、本国アメリカでの興行不振が影響した可能性が高いと見られている。

前作は世界的大ヒット、続編は苦戦
前作『M3GAN/ミーガン』は2023年に日本でも公開され、「お友達AI人形が暴走する新感覚ホラー」として大ヒット。
全世界で1億8000万ドル超えの興収を記録し、PG-13ホラーとしては異例の成功を収めた。
続編となる『M3GAN/ミーガン 2.0』では、前作の恐怖を引き継ぎながらも、AI兵器との戦いを描いたSFアクション要素が強化されたが、
2024年6月27日に全米公開された際の興行収入はわずか2,400万ドル、世界累計でも3,900万ドルと大きく失速。制作費1,500万〜2,500万ドルに対し、収支が見合わない結果となっていた。

本国でも話題となった“方向転換の失敗”説
続編では、あえてジャンルをシフトしたことで従来ファンが離れたという見方もあり、海外メディアでは「刷新に失敗した続編」と厳しい声も多い。
製作会社ブラムハウスのCEO、ジェイソン・ブラムも「週末ずっと苦しんでいた。考え込んでしまっていた」とショックを明かしている。
前作『M3GAN』とはどんな作品だったのか?
前作は、交通事故で両親を亡くした少女・ケイディのもとに届いたAI人形M3GAN(ミーガン)が、“ケイディを守る”という使命のもと暴走していくサイコホラー。キュートなビジュアルと不気味な暴力性のギャップが話題を呼び、“新世代のチャッキー”として世界中でブームに。ラストでは機能停止されたミーガンが復活をほのめかす台詞を残して終了。その後を描く続編として、『M3GAN 2.0』には期待が集まっていた。

今後の日本公開は“動画配信”に切り替えか?
劇場公開が中止されたとはいえ、今後配信でのリリースに切り替えられる可能性もゼロではない。実際、近年では劇場公開が見送られた作品がNetflixやAmazon Primeなどで配信される例も多く、ファンとしては続報を待つしかない状況だ。
ウルフズのように“土壇場”で公開中止となった近年の事例も
今回のように公開直前での中止は極めて珍しいが、近年ではソニー・ピクチャーズの『ウルフズ』が同様のケースとして記憶に新しい。
ブラッド・ピット×ジョージ・クルーニー共演で話題を呼びながらも、戦略変更により日本での劇場公開が前月に中止され、業界関係者を驚かせた。

『M3GAN/ミーガン 2.0』公開中止に寄せて
前作のスマッシュヒットから一転、続編では苦戦を強いられる形となった『M3GAN/ミーガン 2.0』。“続編制作の難しさ”と“ジャンル刷新のリスク”が浮き彫りになった結果となった。ファンとしては残念ではあるが、今後の動向に引き続き注目していきたい。




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