【ライブレビュー】チェイス・アトランティック、サマソニ・エクストラで日本初公演となる衝撃のショーを見た
サマソニ・エクストラで実現した記念すべき初日本公演
2025年8月15日、豊洲PITで行われたサマソニ・エクストラによる単独公演にて、オーストラリア出身のバンド チェイス・アトランティック が待望の日本初公演を開催。翌16日・17日に控えるサマーソニック2025出演を前に、豊洲PITの夜を熱狂で包み込んだ。
MCではテンション高めのトークでオーディエンスを沸かせ、楽曲ごとに会場の空気を一気に引き上げるエンターテイナーぶりを発揮。日本初ステージとは思えないほど堂々としたパフォーマンスで、ファンの心を瞬時に掴んだ。

予想を覆したドラムとサックスを起用したバンド編成によるサウンド
オルタナR&Bバンドとはいっても音源ではロック色の強い楽曲は少なめで、シンセウェーブやR&B、Trapを軸にしたザ・ウィークエンドやトラヴィス・スコットのようなサウンドスタイルが印象的な彼ら。だが、ライブではバンド編成によるオルタナR&Bロックへと一変。生ドラムのビートが響く迫力あるアレンジは、元々パンクをやっていたバックグラウンドの影響を色濃く感じさせる。
また、特に印象的だったのは、サックスのパートがシンセによって代用されるのではなく、生のサックス演奏だったことだ。しかも、このサックスのパートがオーディエンスに非常に刺さっており、シティーポップを筆頭としたレトロサウンドの再評価の流れもあるが、THE 1975やザ・ウィークエンドが積極的に取り入れたサウンドがポップミュージックとして認知されるようになったは彼らの功績に違いない。

美しく、時にダークな映像美が映し出される視覚的にも楽しめるステージセットで魅了
ステージのバックスクリーンで見せる映像美も素晴らしくまるで2ndアルバムの頃のTHE1975のステージを想起させるものだった。楽曲毎に映し出される映像が違うのだが、特に印象的だったのが昨日リリースされたばかりの新曲『Facedown』ではPVの内容がそのままバックスクリーンに映し出されるというエモい展開。
昨日リリースされた新曲にも関わらずオーディエンスに刺さっておりチャイスアトランティクのファンのリララシーの高さとファンダムを気付き上げていることに拍手をしたい。

Chase Atlantic、マネスキンの後継者?初の来日公演で感じたカルト的な人気を誇るバンドの可能性
記念すべき、Chase Atlanticの日本初パフォーマンスは圧巻のそのもの。
海外の方の比率が非常に高かったせいかコールアンドレスポンスが非常に取れており楽曲が披露されるたびオーディエンスは、手を上げまくり、縦乗りで踊り狂う熱狂的なステージであった。黄色の声援も非常に高くまるでマネスキンやTHE1975のようにカルト的人気を誇るバンドに成長するのではないかと思うほどだ。
日本での知名度はまだ発展途上だが、サマーソニック2025の東京・大阪両会場ではメインステージに出演予定。今回披露されなかったアンセム曲も控えており、本公演でさらに多くのオーディエンスを魅了するはずだ。すでに海外ではカルト的ファンダムを気付き上げている彼ら、日本ではどのように人気が広がっていくのか気になるところだ。
最後に、Chase Atlantic サマソニエクストラのステージはビッグアーティストへの序章を見たようだった。
チェイス・アトランティックのサマソニエクストラ公演は、日本におけるバンドの第一歩でありながら、既にビッグアーティストとしての資質を示す内容だった。圧巻のライブパフォーマンス、ステージに映し出される映像美、そして熱狂的なファンとの一体感。サマーソニック終了後、チェイス・アトランティックの名前が日本でも急速に広がっていくのは間違いないだろう。





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