【ライブレポート】GreenRoom Festival 2025──海風と音楽が織りなす“青春の1ページ”がここに
20周年という節目を迎えたGreenRoom Festival 2025。
5月23日の初日は、横浜赤レンガ倉庫を舞台に、Tuxedo、UMI、そしてヘッドライナー・YG Marleyなどの洋楽アクト勢が出演。ファッション性の高い来場者たちが集まり、まるでコーチェラを思わせるような洗練された空間が広がっていた。
夏の訪れを感じる心地よい海風とネオソウル、ディスコ、レゲエが交差する──そんな“最高のロケーション×音楽”が織りなす、感動の一夜をレポート。


グリーンルームフェスティバル2025 ライブレポート UMI
ネオソウルの新女王、赤レンガ倉庫に舞い降りる
この日の個人的ベストアクトはUMI。ネオソウルとジャパニーズカルチャーを融合させたサウンドは、赤レンガ倉庫の夕景にぴったり。新曲「Hard Truths」や「Wherever u r」、「That’s on You」などを披露し、早くも会場の空気を掌握。
そしてサプライズは、「Lucky」でのスペシャルゲスト登場。ポケモンをサンプリングしたこの楽曲が、まさかの展開でさらに高揚感を加速させた。
続けて披露された「Butterfly」では、サックスの旋律が哀愁をまとい、赤レンガ倉庫の夕焼けとリンクするエモーショナルな空気感に。さらに、Frank Ocean「Thinkin Bout You」と藤井風「満ちてゆく」のカバーは圧巻のひと言。“この2曲だけでチケット代の元が取れた”と思う。
ラストは「Remember Me」。感情を揺さぶるソウルフルな歌声が赤レンガ倉庫に染み渡る。UMIという新たなディーバーが、この日のGreenRoomに確かに爪痕を残した

グリーンルームフェスティバル2025 ライブレポート Tuxedo
その日、赤レンガ倉庫はディスコフロアに
UMIのエモーショナルなパフォーマンスの後、後方のステージに登場したのはTuxedo。オープニングからZAPPを想起させるトークボックスが炸裂し、80年代ファンク&ディスコサウンドが会場をダンスフロアへと一変させた。洗練されたグルーヴとユーモア溢れるパフォーマンスで、観客を一気に巻き込むその手腕はさすが。大人の余裕を感じさせる、遊び心と高揚感に満ちた一幕だった。

グリーンルームフェスティバル2025 ライブレポート YG Marley
血統が紡ぐ、新世代サラブレットによるレゲエ・アンセム
初日のトリを飾ったのはYG Marley。祖父ボブ・マーレー、母ローリン・ヒルという音楽の血を引く彼が、堂々たるステージングで観客を魅了。政治的メッセージとスピリチュアルな波動を、圧倒的なスケールで描き出した。
MCではマーレー家へのリスペクトと、世代を越えた平和への想いを語り、レゲエの神髄を現代的に昇華したライブとなった。

グリーンルームフェスティバル2025 イベント模様

まとめ:横浜赤レンガ倉庫は“ずるい”──青春そのものの空間
観客のファッション、会場の美しさ、海と音楽──そのすべてが完璧だった初日。
「大人の青春」という言葉が、まさにぴったりの空間だった。

サマソニやフジロックとは異なる洗練されたカルチャー。
GreenRoom Festival 20周年、初日からその本気を見せつけた。

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