テーム・インパラ、ジェニーとコラボ“Dracula”のリミックスが公開

COLUMN

Tame Impala × JENNIE「Dracula(JENNIE Remix)」公開

クラブ・サイケの最前線で交差する二つの世界

Tame ImpalaJENNIEによるコラボレーション楽曲
Dracula (JENNIE Remix)」がついに公開された。

本楽曲は、Tame Impalaが2025年10月にリリースした最新アルバム
デッドビート収録曲「Dracula」を、JENNIEの感性を注入して再構築したリミックス作品。サイケデリック×レイヴ×K-POPという異なる文脈が、極めて自然に溶け合う一曲となっている。
テーム・インパラ、ジェニーとコラボ“Dracula”のリミックスが公開|DJPLUM

『デッドビート』が示したTame Impalaの新章

『デッドビート』は、Tame Impala名義での通算5作目のアルバム
ケヴィン・パーカーは、西オーストラリア州フリーマントルと、自身が所有するウェーヴ・ハウス・スタジオ(インジダップ)を行き来しながら本作を制作した。

サウンドの根幹にあるのは、

  • 西オーストラリアのレイヴ・シーン

  • “ブッシュ・ドゥーフ”と呼ばれる自然の中で行われる野外ダンス・パーティー

この土着的かつトライバルなダンスカルチャーだ。

公式ストアでは本作について、

「最もダイレクトで脳を震わせるようなソングライティングによる、強烈なクラブ・サイケの探求」

と評されており、Tame Impalaを“未来的でありながらプリミティブなレイヴ・アクト”として再定義する作品となっている。

「Dracula」ミニマルでエモーショナルなクラブ・トラック

アルバム『デッドビート』の中でも「Dracula」は、

  • ミニマルな構造

  • クランチ感のあるビート

  • 反復によるトランス性が際立つトラックだ。

完璧主義者として知られるケヴィン・パーカーが、
自発性と荒々しさをあえて受け入れた結果とも言える楽曲で、
Tame Impalaのディスコグラフィーの中でも異質な存在感を放っている。

JENNIE Remixで拡張された“夜の質感”

今回公開された「Dracula(JENNIE Remix)」では、
JENNIEのクールで艶のあるヴォーカルが加わることで、楽曲の輪郭が大きく変化した。

  • 原曲の無機質なレイヴ感

  • JENNIE特有の緊張感あるフロウと存在感

この組み合わせによって、
クラブ・サイケはより都会的でダークな表情を獲得している。

Tame Impalaの遊び心あるヴォーカル・レンジと、
JENNIEのミニマルで感度の高い高い声が交差することで、
“Dracula”は更なる

なぜこのコラボが成立したのか

Tame ImpalaとJENNIEは、一見すると交わらなさそうな存在だ。
しかし、

  • グローバルなダンスミュージック文脈

  • ファッションやビジュアルを含めたカルチャー感覚

これらの点で、両者は驚くほど近い場所に立っている。

「Dracula(JENNIE Remix)」は、K-POPがクラブ・ミュージックと結びつく現在地を象徴する一曲とも言えるだろう。

Tame Impala, JENNIE – Dracula MVは落ちら

『デッドビート』、そして「Dracula(JENNIE Remix)」の公開によって、
Tame Impalaは再び進化のフェーズに入った。

  • サイケデリック・ロックでもない

  • 単なるエレクトロでもない

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